女性のトラブルは漢方薬で
(治る力を導き出せるのが自然薬の長所です)
不妊
不妊には、明らかに原因があるものとないものがあります。当薬局では今までに50人近い方に妊娠していただけましたが、多くは、病院で治療を受けていても原因がはっきりしない方が多いです。それもそのはずで、漢方薬は、ご本人の持っている能力を導き出すことが得意なのです。環境や行動様式、偏食などで機能を落としているのを是正するのが漢方療法なのです。
外陰膣因子によるものは、手術以外方法はありませんが、頚管・子宮・卵管・卵巣因子そして受精障害・着床障害などはお世話できます。
男性不妊
・・・不思議ですが、ワケがあります。仕事で毎日ヘトヘトになっている男性に元気薬を出していましたら、何人かの方が精子の運動率が上がったと報告して下さいました。元々の目的は疲れを溜めずに元気で働けるようにと処方された薬ですが、男性不妊の方が服用してとてもよい結果がでているのです
更年期障害
更年期とは、一般に45歳から55歳頃にかけての期間を指します。女性はこの時期になると、月経閉止と同時に女性ホルモンの分泌が急激に低下し、そのため一部の女性に自律神経失調症状を主症とする不定愁訴が現れ、とても辛い思いをするようになります。検査を受けても特に異常が見られず、他人に症状を訴えてもなかなか理解してもらえず、一人憂鬱な気持ちで毎日を過ごします。一般によく見られる症状は次のようなものです。イライラ・憂鬱感・不安感・精神不安定・のぼせ感・不眠・どうき・焦り感・人と会いたがらない・疲れる・だるい・食欲不振・腹部膨満感・下腹部痛・強い肩こり・腰痛など。現代医学では多くはホルモン療法を試みますが、更年期障害は漢方薬でも充分に改善出来ます。ぜひ当薬局の漢方薬をお試し下さい。
月経不順
一般的に月経は一定の間隔で毎月一回来るものですが、時にこの間隔が一定せず、一ヶ月に二回もあったり、二〜三ヶ月に一回しか来なかったり、時には一年間に数回だけというものもあります。月経不順はホルモンの分泌異常や自律神経失調と関係があり、また不妊症などの原因にもなりますので改善したほうが良いと思います。漢方医学ではこの病症を肝と腎の病症としてとらえて治療します。
生理痛
始まる前か、始まってからか、終わってからかで、治療法は異なります。痛みにも理由があるのです。痛み止めを飲むだけなら、せっかくの身体から発した信号が無意味になります。月経前症候群
(生理の前になると、むくむ、イライラ、頭痛、乳房痛、抑鬱状態になるなど)
子宮筋腫
30歳後半から始まり、閉経で発育は止まります。悪性になることはありません。筋腫・腹痛・出血に対しての処方を組み立てます。
子宮内膜症
生理前に腹痛・腰痛がし、始まると少し楽になります。成人女性の生理痛は、ほとんど内膜症です。不妊の原因になりますから、一所懸命に漢方薬を飲んで治して下さい。
冷え症
・・・それは自律神経失調です
●気持ちがダメージを受けると
何となく元気がなく、声も小さい。疲れやすく息切れがする。昼に横になりたがり、夜は寝た気がしない。朝は起きにくく、便が1回では出きらない。生理がダラダラ続き、淡くて多い。
●気持ちが滞ると
しゃべり出したら止まらない。脇腹がつかえ、大便も小便も出にくい。肩から脇にかけて痛みが走る。ゲップが出てムカムカする。
●血液が力をなくすると
顔色が悪く頭がふらつく。手足がしびれる。枝毛が増え、皮膚が乾いてカサカサする。爪が弱くなり、自然と内出血する。
●血液が滞ると
冷えのぼせをおこす。肩がこり、後頭部が痛い。夜、痛む所がある。
●水が滞ると
足が重だるく、ひきつける。尿量が少なく、めまいがする。頭の帽子をかぶったような感じがし、天気がよくわかる。耳鳴り、めまいがする。
お一人お一人の原因や症状に合わせて漢方薬や健康保持薬をお世話いたします。
『 おけつ( 血) 』って、ご存じですか?
「血液の流れがスムーズであること」は、健康であるための重要な条件。血液の流れがうまくいかずに、途中で渋滞したり乱れたりするのが、「おけつ」。 停滞した血液は、もはや本来の役割を果たすことなく有害なものとなり、様々な体の不調の原因に・・・。男性と違って生理・出産がある女性に多く、慢性病を長く患っている方によく発生する病態と、漢方では考えています。
20〜30代の女性は、こんな事に悩んでいる
就職、結婚、出産、子育て・・・人生で大きな変化を体験する年代。特に「冷え
症」「貧血」は若い女性の2大トラブルです。また、激しい生理痛を伴う子宮内膜症も増加。不妊の原因の30%を占めるといわれています。核家族化した家庭では産後は大変で、いつまでも体調が回復しないケースも見られます。
40〜50代の女性は、こんな事で悩んでいる
いわゆる更年期障害に悩まされるのがこの年代。ホルモンバランスの崩れによる体のゆがみが「おけつ」症状を引き起こし、イライラや不安、冷え・のぼせ、頭痛などの不定愁訴、さらにひどくなって鬱病 にも。また子宮筋腫も多くなります。
60代以上の女性は、こんな事で悩んでいる
年齢と共に体力も低下していく年代。特に 閉経後、女性ホルモンの不足による骨粗鬆症が多くなり、ちょっとした事ですぐに骨折したり、足腰や背中の痛みなどの原因となります。老化した血管では高血圧や動脈硬化も進行していきます。
あなたの「 おけつ( 血)度」チェック!
- 冷え症である
- 唇や爪が紫色
- イライラしたり、クヨクヨふさぎ込むことが多い
- 生理痛や頭痛など、痛みが激しい
- 疲れやすい、疲れるとイライラする
- 出産後、体調が悪くなった
- 足に静脈瘤がある
★YESが2個以上あったっら「おけつ( 血)」の注意信号です!