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70歳代 女性 ご主人が町の大役を引き受けてから、奥さんまでストレスを抱え、1ヶ月くらい毎晩12時を回った頃から胃酸が上がってきてえづくそうだ。日中は軽い吐き気くらいですんでいるらしい。胃ガンかどうかと心配しているが、病院には行きたくないらしい。症状から言ったら胃酸過多だから僕の漢方薬で治らなかったら病院に行ってとお願いした。1週間分だけ逆流性胃腸炎の漢方薬をわたした。よく効いてくれてもう一週間だけ飲んでみようかと、今日は軽く言われた。懸念が払拭されたのか、孫を連れてきて余裕の表情だった。
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20歳代 女性
もう何年も鼻が詰まり、点鼻薬でしのいでいたそうだ。点鼻薬を使いすぎると薬剤性鼻炎と言って、副作用によってより程度のひどい鼻づまりが起こる。その鼻づまりを軽減するために又薬を使う。悪循環に陥っている。又頭痛が頻繁にするそうで、仕事を万全な体調ではこなせない。それでも朝早くから夜遅くまで働いている。鼻と頭痛の両方を治そうと思って2つの漢方薬を出した。2週間後に来て、頭痛は一度も起こらなかった、点鼻薬は1日5回使っていたのが2回に減ったと教えてくれた。ずいぶんと楽になったそうで、表情も明るくなっていた。 |
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30歳代 女性
風邪がきっかけらしいが、1ケ月の間鼻が詰まり、夜寝づらいのがつらいそうだ。調剤している間、空咳ばかりしていたから、後鼻漏もあるだろう。あまり難しいことを言うと心配してしまう人なので、黙って鼻づまりの薬をわたした。1週間たったら、鼻の、特に夜のつまりがほとんどなくなったらしい。空咳もしていなかった。完全に治したいからと言って又1週間分持って帰った。 |
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80歳代 男性
高齢だが、隣の市から車を運転してくる。牛窓は田舎で車の往来が少ないから、遠くから来るのに意外と便利なのかもしれない。膝が痛くて、のばせないそうで、常に少し曲げたような格好で歩く。この膝を伸ばして歩きたいという要望だった。少し曲げた状態だと痛まないそうで、夜寝ていて自然に膝を伸ばしたときに強い痛みが走って目が覚め、寝た気がしないと言っていた。2週間分漢方薬を渡した。2週間後に嬉しそうな顔をして入ってきた。まだ少しは痛いそうだがずいぶんと改善したそうだ。歩くのも少しスムーズに見えた。何歳になっても改善の可能性はある。お医者さんで、歩けるならいいがと、相手にされなかったそうだ。 |
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70歳代 男性
半年あまりの間に、一気に腰痛がひどくなり、腰から足の裏にかけて痛みとしびれで困っていた。歩くのもつらく、畑に行っても30メートルくらいしか歩けないから役に立たず、奥さんに叱られていた。病院で痛み止めをもらっていたがほとんど効かない。病名はお医者さんが言わなかったらしい。僕は症状からして脊椎管狭窄症だと思って、そのための漢方薬を作った。2週間分ずつ3回渡して4回目に来たとき初めて、良さそうだと言った。よく45日間我慢して飲んでくれたものだ。少し飲んですぐ諦めドクターショッピングを繰り返す人が多い中で。これから生きている間、痛んだりしびれたりしてはかなわないから、わらをもつかむ思いで飲んでくれたのだろうか。又仕事が出来ると喜んでいた。この辺りの農家の人は、80才でも現役で働くから、健康でないといけないのだ。気合い勝ちか。 |
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40歳代 男性
家族が多く、よく働いている人。なかなかそれでもストレスが多く、家に帰っても気持ちが安らがないと言っていた。最近、夜中に動悸がして目が覚めると、ぐっしょりと汗をかいているらしい。何か重い病気が隠れているのだろうかと訴えたが、重いものは病気でなくストレスだろうと言うと、そうかなとはぐらかしていた。人には言えない問題を抱えているのだろう。本人は心臓用の薬を取りに来たらしいが、そんなのは関係ないと言って、ストレスと体力の薬を出した。3日目にはほとんど症状がなくなった。安心したと言っていた。夜中に心臓がバクバク言い出したら心配だろう。 |
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30歳代 女性
モデルのように長身でスリムな方。見た目にはブラウン管から飛び出てきたようだが、本人は体調不良で悩んでいる。まず1日10時間は寝ないともたない。起きても身体はすっきりしないし、頭はボーっとしている。夢ばかり見て熟睡はしていない。手足の末端が冷えて汗はかけない。坂道はしんどくなり、何か変わったものを食べるとすぐに胃が痛くなる。頻尿もあり、激しいときには15分くらいで行くから、どこにも出かけられない。物を食べると極端に眠くなると言うチラシを見てきてくれた。ちょっと迷ったが、頻尿で困っているその女性に、オシッコがよく出るような処方を考えた。2週間分で、10時間も寝なくなった。食後別に眠くない、立ちくらみしなくなった。手足が冷えない。頻尿は4割改善した。食欲が出て、食べても胃が痛くならないなどの変化が現れた。表情も自信が感じられた。最初来たときは頼りなさげだったが。 |
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60歳代 女性
お姉さんの胃腸病が良くなったので、連れてこられた。ある部位のがんで、抗ガン剤治療をしている。その治療がやはりしんどいらしく、それに耐えられる身体になりたいのだそうだ。まさにその通りだ。抗ガン剤の副作用はかなりきついので、その治療そのものが又ストレスになり、ガンに悪いだろう。お姉さんに僕が出している天然薬が調子よくて自分も飲んでいるそうだ。その人の家族は医者らしいが、医者が病院の薬だけでは難しいから飲んだらと助言してくれたそうだ。普通なら否定されそうだが、明らかに効果が出て、本人も調子よいと言っているからさすがに医者でも認めてくれたのだろう。ネットに露出するカリスマ薬局のようには行かないが、正しいことをすればプロでも認めてくれる。僕はしばしば同業者に言うのだが、相手が医者でも、同じ説明が出来るか、出来ない内容はしゃべるなと。 |
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30歳代 女性
子沢山でとても忙しい方。毎日お子さんの世話に明け暮れている。体と心がいつも疲れていて、目が回りそうになると訴えてきた。目が回ると言う訴えは実際にはクラッとすると言う意味だった。ストレスが溜まりいつもイライラするらしい。僕は体力を付け、ストレスに対して抵抗力を付ければ倒れそうになるのも防げるのではないかと思い、胃腸を強くしてストレスに強くなるような処方を作った。3日分渡していると、調子が良いとのことで又3日分取りに来た。必ずしもめまいの薬だけで解決するとは限らないことを勉強した。 |
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70歳代 女性
足首から下が痛くて歩きにくい方を半年以上お世話をしている。車を運転してくるからかなり良くなっているのだろうが、動悸がある日を境にするようになった。何かストレスがあるでしょうと言ってもさしあたっては思いつかないみたいだ。とても気位の高い人なのでそれ以上追求はしなかったが、あれでは近所つき合いが出来にくいだろうと思って、勝手に緊張をとる処方を心臓の薬に付けて出した。本人には、動きすぎでしょうと簡単に説明した。4日目に動悸が収まったそうだ。気弱になりかけていたが、又ずいぶん元気が良くなった。薬局で治れば軽症でトラウマになりにくいから、それはそれでいいことだ。 |
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70歳代 女性
元々背中の痛みを持っていた人が心臓の手術をした。それ以降、以前にもまして痛みが激しくなった。心臓の不安はなくなったのだが、痛みで生活がおもしろくない。強気で明るい人だったが、声も小さくなり気持ちも萎えていた。きっと筋肉がしこって痛みが増しているのだろうと思って、ヘルニアの人によく飲んでもらっている漢方薬を出した。1週間目に途中経過だと言ってやってきて「先生さまさまだ」と言ってくれた。痛みがかなり楽になったみたいで、ずっと巻いていたバンドを今日は忘れて車を運転してきたと言った。途中でバンドをしていないのを思い出したがそのままやってきたらしい。声も以前の様に大きくなっていた。 |
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高校生 女性
スポーツが得意な子で、寮に入ってスポーツを続けている。中学校まで便秘はなかったそうだが、寮に入ってから便秘になり、お腹が張って苦しいそうだ。下剤を買って飲んでいるそうだが、余計にお腹が痛くなりトイレにばっかり通わなければならないから、ヤマト薬局で薬を相談してみてと電話をかけてきたらしい。自由な家の生活から緊張感ある集団生活だからストレスなんだろうと想像し、自律神経を緩めるような漢方薬を1週間分だけ親にことづけた。1週間後に親が来て、娘が出来るだけ沢山送ってと言ってきた事を教えてくれた。毎日大きなウンチが出てすっきりするそうだ。クラブ活動がいやになっていたそうだが、全然お腹が気にならずに出来るからいやではなくなったらしい。 |
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60歳代 男性
お正月明けから食事が摂りにくいと奥さんと一緒に相談に来た。お腹がすくから食べるのだけれどすぐお腹が一杯になり、一口二口しか食べれないという。すぐにお腹が一杯になり箸を置くそうだ。病院に行って薬をもらったけれど何の効果も出ないから心配になったみたいだ。僕は食べたらすぐにって訴えから、ストレスから来ていると考え胃薬ではなくストレスの漢方薬を作って渡した。4日目に電話があり食べれるようになったとのこと。たった食欲だけのことだがとても喜んでくれた。実は年末義理の弟さんが亡くなって葬式の挨拶などでとても気を使ったそうだ。食事をするたびにムーッとしたのでは毎日が楽しくない。 |
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どんな人でも加齢によって衰えていきます。その程度は人によってさまざまで、健康年齢と実年齢は30歳ぐらい差が開くことがあるともいわれます。しかしどんなに健康年齢が若い人でも、その人の20歳の時の身体の状態と、70歳の時の身体の状態は明らかに異なります。秦の始皇帝が不老長寿と永遠の若さを求めたことは有名ですが、古今東西、永遠の若さを求めることは人々の根源的な願望でした。現代の分子生物学では、老化はもともと遺伝子に書かれたプログラムであるという説が有力です。また、コピーを繰り返すとどんどん汚くなるのと同じで、細胞や遺伝子の自己再生には自ずと限界があるという説もあります。
それにしても、はつらつとした20歳の時の私と、70歳の私のどこが違うのでしょうか?そもそも若さとは何のことでしょうか?20歳の自分と70歳の自分を比較してみると何が違うでしょうか?まず容姿に変化が現れ、肌にはりがなくなり、しわだらけ。シミも無数に増え、髪の毛も少なく白髪だらけ。体力も衰え、瞬発力も持久力もなくなります。記憶力や思考力も衰え、情熱さえも風化してゆく。若い時には暴飲暴食をしても病気にならなかったのに、普通に生活しているのに生活習慣病になってしまう。まだまだ、数え上げればきりがありませんが、実はこれらはたった一つの身体の変化が形を変えて現れた現象なのです。そのたった一つのもの、それは新陳代謝です。
人生とは錆びて、乾燥していく道程(プロセス)です!?
新陳代謝とは、飲食や呼吸によって身体に取り入れた材料を使って、身体の全体または一部を新しく造り替えたり、補修したりする働きのことです。成長期には特に活発で壮健な身体が造られていきます。また新陳代謝が活発な時期は再生力も旺盛で、身体は活力に満ち、皮膚もみずみずしくしなやかです。人間の場合、20歳前後を境に新陳代謝は低下してゆきます。新陳代謝のなかでも老化に関係するのは、基礎代謝といわれるものです。基礎代謝とは寝ている間でも行なわれる一番基礎的な代謝のことで、呼吸や血液循環、消化や解毒など不随意で行なわれる代謝のことです。若い時と同じ食事と生活をしているのに、中年になるとほとんどの人が中年太りするのは主に、基礎代謝が衰えて消費されるカロリーが低下し、余ったカロリーが脂肪に変わるためです。肥満も身体に間接的な悪影響をおよぼしますが、もっと直接的な影響が老化に関係しています。それが活性酸素による酸化の影響とそれに伴う乾燥(保水力低下)です。私たちの身体の細胞は、常に活性酸素により傷つけられています。身体にはこの活性酸素を無毒化したり、活性酸素で傷ついた細胞を修復したりする働きがありますが、新陳代謝の衰えと共にこの働きも低下します。そして身体の細胞は少しずつ酸化つまり錆びてゆくのです。活性酸素の影響を受け易いのは細胞膜です。細胞膜にはいろいろなホルモンの受容体や免疫関連物質の受容体、細胞の中と外とをつなぐ輸送システムなどがありますが、これらが徐々に錆びて機能を失ってゆきます。これが皮膚組織に起こると皮膚の再生力がますます失われ、弾力性がなく、保水力も低下してしまいます。人間は加齢によって衰えてゆく容姿を嘆きますが、実は皮膚表面で起こっている変化は内臓をはじめとする身体の奥深くでも同時に起こっているのです。これが老化とそれに伴う身体の変調の本当の原因なのです。(文責、大和生物研究所)
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80歳代 女性
元々便秘ではなかったが、関東の孫の所に長い間遊びに行っていたときに、牛窓から弟が亡くなったと連絡を受け急遽帰ったらしい。その後便秘をする様になり病院で便秘薬を貰って飲んでいたが、薬を飲むとお腹が痛くなり水のような便がでるそうだ。飲まないと出ないし、飲めばお腹が痛いしでこまっていた。僕はストレスだから便秘薬でなくお腹の緊張をとる薬にしてみようと言って、自律神経の漢方薬を渡した。数日後、2ヶ月ぶりに気持ちよいウンチが出たと電話をくれた。とても喜んでくれたが、これくらいのことで喜ばれると気恥ずかしい。嬉しいけれど照れる。 |
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免疫力 生かすも殺すもアミノ酸?!
手術後の傷を早く治したり、寝たきりの床ずれを予防したり、肺炎にかかりにくくなったり・・・。
傷の修復や感染予防に何か良い方法はないでしょうか?
キーワードは"アルブミン“と”免疫力“。
アルブミンは体タンパク質の指標として、栄養状態の指標として重要なタンパク質で、20種類のアミノ酸というパーツから肝臓で合成されます。また、血中のアルブミン値は高齢者の寿命と関係していることから“寿命のものさし”とも呼ばれています。このアルブミンが低い(つまり、材料のアミノ酸が不足したり肝臓機能が低下したりする)と、傷が治りにくかったり、免疫力が低下してワクチンが効かなかったり(発展途上国では栄養不良のためワクチンが効かないそうです)、肺炎など感染症に罹りやすくなることが知られています。近年の研究では、T細胞という免疫細胞へのアミノ酸の供給をストップすると、T細胞の増殖が停止して免疫反応が阻害されることがわかりました。つまり、免疫をしっかり働かせるためには、肝臓とアミノ酸が重要ということです。
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喘息の子供が年々増えて話題になっています。2007年度の喘息の子供の割合は、過去最多で10年前の2倍以上になっています。平成19年度学校保健統計調査速報によると、喘息の子供の割合は 小学校3.9%、中学校3.1%、高等学校1.8%。 しかし、喘息が増えているのはなにも子供だけではありません。急激な高齢化によって高齢者の喘息患者さんも増えています。高齢者の喘息では、ただでさえ加齢によって呼吸機能が低下しているのに、喘息によって一般の高齢者より呼吸機能が低下しやすくなるのが問題です。 そして、喘息発作は非常に体力を消耗しますので、治療と併せて体力をつけることが大切です。体力をつけるには栄養をしっかり吸収できる体をつくること。しかし、高齢者は胃腸の機能も低下しています。そんなときは吸収のよいアミノ酸や胃腸を元気にする動物の胆汁成分がおすすめです。(文責 日水製薬)
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気づいてみればお腹周りにお肉がたっぷり!しかし、いよいよ今春からメタボリックシンドローム対策の特定健診がはじまりますので要注意。健診でメタボ及びメタボ予備軍と診断されると、リスクに応じた特定保健指導を受けなければいけません
お腹周りや中性脂肪が気になる方には、運動とあわせて魚の油に多く含まれる健康成分EPA(エイコサペンタエン酸)の摂取がおすすめ。EPAは青魚の油に多く含まれる成分で、中性脂肪を下げたり、血液をサラサラにしたり、血管をしなやかにして、動脈硬化(脳卒中や心筋梗塞など)を予防する、現代人にぴったりの成分です。このEPAはお肉の脂にはほとんど含まれていません。上手に採るには新鮮な、いわゆる脂がのった魚を食べること。毎日お魚を食べられないという方には、サプリメントによる補給がおすすめです。(文責 日水製薬)商品についてはおたずねに対してお答えします。
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いよいよオリンピックイヤーになりました。
マラソン、野球、柔道、レスリング、サッカー・・。
北京オリンピックでの選手の活躍が今から楽しみです。
国の代表になるほどの選手でも、オリンピックという大舞台では緊張して実力をだせない、いわゆる「あがる」ことが多いそうです。私たちの日常でも、スポーツの試合前や人前でスピーチをするときに経験があるかと思います。私たちがあがったとき、体の中では心臓がドキドキして血圧が上がっています。血圧を家庭で測ると正常なのに、病院で測ると血圧が高い「仮面高血圧」。これもあがることが原因です。つまり、ストレスが血圧に大きな影響を与えているのです。過去にソウルオリンピックで活躍した大舞台に強い一流選手たちを調べると、大会の100日くらい前から何らかのメンタルトレーニングをしていたそうです。私たちにオリンピックに出る機会はそうそうありませんが、日頃からストレスが強く血圧が高い人にはトレーニングが役立ちます。では、実際に試してみましょう。?@リラックスした姿勢で横になったり椅子に座ったりして、?A目を閉じて呼吸に意識を集中、?Bゆっくり腹式呼吸(息をすうときにおなかをふくらませ、息をはくときにおなかをへこませます。すう息より吐く息を長く)。これを20分間続け、1日2回行います。お金もかからず副作用もない呼吸トレーニング。でも、そんなに時間がない、ストレスを早く何とかしたいという方には、「牛黄(ごおう)」のように即効性の抗ストレス作用がある生薬がおすすめです。(文責 日水製薬)
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70歳代 女性 牡蠣むきに行っている女性。冷たい作業場に8時間拘束されるので膀胱炎になった。薬局で販売していた抗菌薬が、法律改正(悪)で販売できなくなったので、膀胱炎のお世話がずいぶんとしにくくなった。夕方仕事帰りに寄られ、朝から2回しかオシッコが出ていない。オシッコをした後が痛いと言ってきた。医者に行くように言ったがこの時間からいけるところが無いというので、仕方なく漢方薬を作った。1週間して他の用事で来たが、あのときは1包でオシッコが止まらないくらい出て、気持ちよかったとお礼を言ってくれた。もったいないから3日分飲みきったそうだ。薬局で売れる抗菌薬が無くなって不便を感じていたが、急性のものにも充分効くものだと思った。そうしないと抗菌薬がない時代の人は膀胱炎で皆死んでしまうってことだから、効いて当たり前かもしれない。
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幼稚園児 男の子 漢方薬がやっと飲めるようになったので、初めてアトピーの薬を作った。今までは天然素材の美味しい飲みやすい薬を出して何とかなっていたが、この冬悪化したので初めて漢方薬を飲むことに挑戦した。ゼリーに混ぜて美味しく飲んでくれたみたいだが、背中やお腹はほとんど分からなくなり、額や首もかなりきれいになり、圧倒的に掻くことが少なくなったとお母さんが教えてくれた。優秀そうなお子さんが、かゆみというストレスと闘っているのを見るのはつらい。少しでもよくなっていただければと思う。両親のストレスも又軽減できたらと思わずにはおれない。
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60歳代 女性
とても忙しく商売を取り仕切っている方。昼ご飯は従業員が食事をしてから、立ったまま食べることが多いそうだ。駅の立ち食いでも経験してみると分かるが、胃にずしんともたれて食べ物の重力を感じる。やせ気味のその方が持つはずがない。2週間くらい胃の痛み、背中のこりなどを我慢したらしいが、ついに諦めて相談に来られた。逆流性の胃腸炎 の漢方薬をお渡しした。2週間で胃酸が上がってくるのや、背中の強いこりが軽減されたそうだ。ずいぶん楽になったと喜んでくれて、正月用に又2週間分持って帰られた。 |
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60歳代 女性 1年前に、足の良性腫瘍の手術を受けた。その後から昼ご飯を食べると必ず3から4時間後に吐いて戻すそうだ。戻すと夕食は食べれるが、又寝る前の時間帯に吐くそうだ。食欲はなく3kgやせ、イライラしたり落ち込んだりするらしい。まともに食べれるのは朝食だけで、それも軽くとっているだけだ。病院の薬を貰って飲んでいるが1年間変わらないそうで、先生も薬を変えてくれないとこぼしていた。最初はイライラとか落ち込みの情報はもらえなかった。途中で気がついて話をそっちに持っていくと正直に話してくれた。ご主人が連れてきていたから言い出しにくかったのかもしれない。でも原因をご主人も理解できれば回復も早い場合が多い。妻が病気であること自体が許せないご主人もいるくらいだから。機能性胃腸といって、心が影響している胃のトラブルだと思って2週間分渡した。3日後に胃が痛いけれど薬の副作用ですかと電話してきた。以前から胃が痛いことはもう忘れている。それだけ判断能力が落ちていると言うことだ。吐くのはどうですかと尋ねたら、翌日からはかないって言った。よく効いているからそちらの方を考えたらと言って、胃痛のことは無視した。2週間してやってきて、苦痛が6割くらいになったと評価していた。あのときその方にあわせて、薬が悪いのかもしれないからやめときましょうと逃げていたら、きっと一生吐き続けている。漢方しかないと強く思ったからあのときは強引に飲んで貰った。
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60歳代 女性
病院と指圧の両方にかかって腰痛を治している女性。話を聞いているうちに単なる腰痛ではなく、脊椎管狭窄症ではないかと思った。間欠破行がある。極端ではないから見落とされているのかもしれない。僕は坐骨神経痛の薬ではなく、上記の薬を作るよと説明して納得して貰った。2週間分で痛みはほとんど消えた。しびれはまだ残っている。しかし、痛みがないのはとても楽そうだ。生活の質が全く変わる。お世話した方が喜んでくれるのはとても嬉しい。
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50歳代 女性 この方が最初にやってきたとき、どれだけの不幸を抱えているのだろうと思った。ありとあらゆる不定愁訴を持っていて、その中で不眠と倦怠感が最大のテーマだった。緊張をといてあげる煎じ薬と夏は体力を補う栄養剤。それ以外の季節は気を補う栄養剤を併用して貰った。半年くらいですっかり改善して煎じ薬はやめて栄養剤を自分の感性で飲みわけていた。昨日満面の笑みを浮かべて薬局に入ってきた。すごいことを教えてあげようかともったいぶって教えてくれたことには、絶対治らないとお医者さんに言われていた不整脈が検診で消えていたそうだ。30年つきあっていたから本人も信じられなかったみたいだ。しかし、体がだるくないと言う感覚を30年ぶりくらいに味わっていたので何か身体で変化が起こっているとは感じていたらしい。それでその様な診断が出たから大喜びなのだ。一生懸命頑張って生きている人が緊張のしっぱなしだとありとあらゆる症状を引っ張ってくる。気が休まれば身体が休まりこんなことすら人間の自然治癒力はやってくれる。関われたことがとても嬉しい。
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60歳代 女性
いつもイライラしている感じがしていた。病院にかかっていたがついに相談してくれた。胃薬だけは以前からずっと買いに来ていた。栄町ヤマト薬局の胃薬で、それを飲めば吐き気が止まると言っていた。今回は、食欲が無くてご飯に味がしないと言う悩みと、眠れないと言う悩みだった。以前会話したときに、僕がストレスがあるのではないのと言うと、そんなものはないと否定していたが、今回は素直にストレスを認めた。ご主人が定年退職し、1日中家にいて口やかましいらしいのだ。それが原因だから、しょっちゅう家を空けて遊び回るように助言した。それと漢方薬は砂をかむようなと言う表現を元に、胃腸の働きを回復させ、眠りやすくなるものにした。1週間してやってきたときはとてもにこにこしていた。治るって確信が持てたときの患者さんはいい顔をしている。又1週間分嬉しそうに持ってかえった。 |
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60歳代 女性 首の筋肉が弱り、下を向くか上を向くかしかできない方。正面を向いて首を保てない。スリムな方で、忙しくて十分な食事が出来なかったみたいだ。病院ではリハビリの方法を教えていただいただけで薬は出ない。まず筋肉の材料となる天然薬と筋肉を強くする漢方薬を飲んで頂くことにした。2週間たってきてくださったときには別人のように感じた。表情が明るかったし、少し正面を見ているような気がした。ご本人も希望が出たと言ってくれた。このままこれから長い年月を暮らすのはつらい。是非お役に立ちたい。少しよさそうなのを見てとても嬉しかった。
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30歳代 男性
職場の検診で高脂血症(コレステロール、中性脂肪)を指摘されて、本来なら病院に紹介されるところ、なぜか看護師さんがヤマト薬局を紹介したらしい。その看護師さんがどなたか分からないが、ひょっとしたら僕が漢方薬でも出している方かもしれない。病院に行ってその種の薬を飲めばすぐに下がる。しかし、勿論それは薬を飲んでいる時間だけ機械的に下げているだけだから、ひょっとしたら看護師さんは、それが分かっていてなるべく若い彼に今から化学薬品を飲ませたくなかったのかもしれない。僕は漢方薬を作るのをためらって、クマザサエキスだけ渡した。これなら若い彼でも続けられるだろうと思ったのだ。案の定本当に彼はまじめに飲んでいる。欠かさず3本入りを取りに来る。今日来たときの彼の口から、検査で正常になりましたよと言う言葉が出た。半年間とてもまじめに飲んで、望み通りの結果が出た。いかにもギトギトで精力的な感じだったが、脂ぎった感じがほとんど無くなっていた。自然なものを身体に入れて改善したのだから申し分ない。やはりまじめな人だけが結果を手にする。どの世界でも同じだ。 |
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30歳代 女性
統合失調症の相談で来られた方。もう丸2年つきあっている。薬局がお世話できるものではないが、最初来られたときのあまりにも不憫な様子にお手伝いを始めた。幻聴もかなり無くなり日常生活は楽になっている。昨日お母さんと一緒に来られたとき、お母さんが「字が大きくなりました」と教えてくれた。彼女は最初、1週間毎克明に症状を書いて報告してくれていた。ところがその字の小さいこと。老眼の僕はめがねを外して焦点を合わせなければ読みとれなかった。まるで虫眼鏡を使って書いたような字だった。症状の回復とあわせて字が大きくなったらしい。僕は途中から報告をしないようにしたから字を見る機会が1年以上無かったのだが、なるほどなあと思った。又全く無かった生理も復活した。よい方に物事が動きだすと雪だるま式に物事がうまくいく。みんながこうなってくれればいいのに。 |
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10代 女の子
この子も受験生だ。幼いときから目標を持って目指している高校があるらしい。頑張りやさんなのだろう。田舎では珍しく勉強に燃えている子だ。この子が学校と塾に限ってお腹が痛いと言い出した。吐き気も少しするらしい。お母さんにだけ病名を言って、本人には頑張っているんだねっていった。漢方薬を1週間分渡して、お腹が治るよと言った。お母さんには勉強をしろは禁句だよとお願いした。ただそれだけのことで、1週間分の薬が余った状態で治ってしまった。お母さんにはこのトラブルの深刻さを教えたから、治ったのに心配してお子さんを又連れてきた。お子さんと話をしたが治療の必要性を感じないので終わりにした。過敏性腸症候群の名前を知らずに治ってしまうのが一番いい。 |
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10代 女性
授業中、お腹が鳴って恥ずかしいとお嬢さんが悩んでいるとお母さんが相談に来た。青春時代はそんなことで恥ずかしがるんですよと説明し、症状のだいたいの説明をした。お母さんは最初驚いていたが、よく理解してくれて、見守りながら知らんぷりして貰う約束をした。1週間分漢方薬を渡した。お腹が鳴らなくなるとだけ言ってお嬢さんに渡して貰った。1週間後に母親が教えてくれるには、おおむね気にならなくなり授業に集中できているみたいだ。これで治療は終わることにした。この辺りの人は、風邪を引いたくらいな感覚で過敏性腸症候群でも相談に来る。予備知識も得ようとしないからいらぬ先入観が入らない。簡単に治るものと思ってきてくれるからそれこそ簡単に治る。これが何十年も病院に通ったり、インターネットで知識や情報を収集している人は難しい。思いこみが完成してしまっているから。思いこみ通りに身体が染まってしまっているから、とても難しい。相談してくれる人のそばに僕の薬局がなかったことがいつも悔やまれる。無理な話なのだ、その無理さえ想像してしまうくらい難しい。本当は簡単なトラブルなのだけど。 |
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30歳代 女性 ずっと以前、プロトピック軟膏を使っているアトピーの患者さんをお世話したときに大変な目にあったので、プロトピックを使っている人は原則として断っている。その時、急にプロトピックを中止すると一度に抑えていたものが吹き出すよと言っていたのに、漢方薬を飲み始めたら期待してくれてすぐプロトピックをやめてしまった。案の定一気に悪化した。漢方薬が悪者になってしまうので以来断っているが、今回の方はとても人が良さそうに見えたので、そこの所を何回も念を押してお世話することにした。2ヶ月くらいたったが、とてもきれいになってきた。2週間に何回プロトピックを塗ったか来られるたびに教えてくれて、今回1週間全く塗らなかったと教えてくれた。顔もきれいになり、とても美人になった。徐々に皮膚病変が狭く軽くなっているのを見るのは嬉しい。お役にたてれるのは喜びだ。病院の治療も僕の治療もよいところ取りしてくれれば十分だ。本人が幸せになってくれるのが目的だから。
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60歳代 女性 頸椎ヘルニアで漢方薬を8ヶ月飲んでくれている方が、先日来たとき、病院で眼圧をはかっても血圧を測っても今までにないようなよい数値が出ると教えてくれた。漢方薬のおかげで血液の流れがよくなったからでしょうねと言ってくれた。僕もそう思う。漢方は病名だけで薬を作るのではなく、体質もかなり考慮する。だからその方の欠点が往々にして改善される。この方の場合もまさにその典型例だろう。予期せぬ効果に二人で喜んだが、とにかくまじめに飲まない限りこんなおまけはなかなかもらえない。
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50歳代 男性
ガソリンスタンドで働いている。灯油の販売季節になって、重い缶を運ぶために腰を痛めた。湿布をはってしのいでいたが、我慢できなくなってきてくれた。ちょっとしたトラブルでも早めに来てくれる人なので、1週間分だけ漢方薬を作った。数日後配達の途中によってくれて、びっこを引いていないだろうと成果を教えてくれた。早ければお互い苦労しない。 |
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40歳代 女性
緑内障にかかっているらしいが、本人ではなくお母さんから相談があった。お母さんは脱腸がありそれが煎じ薬で治ったので、お嬢さんの相談をしてくれた。お医者さんの家系なので、僕もあまり知ったかぶりをして尋ねるわけにもいかず、典型的な処方を送った。1ヶ月して、お嬢さんがとても調子がよいので又注文してと頼んできたらしい。どの様な症状が改善されたのか分からないが、恐らく眼圧が下がり、頭痛などの不快症状が軽減したのだろう。親子両方の薬を送った。 |
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20歳代 女性
顔面、特におでこと頬に集中してニキビがある。小柄な女性だが、意外とニキビは赤くて元気がある。背中にもあるのではないかと尋ねたら、お母さんがすぱっと服をはぐって見せてくれた。これで処方は決まった。お母さんに感謝。2週間してお嬢さんだけできた。2割くらい治ったと評価してくれた。実はこのお母さん、なかなか口が悪くて薬が効いたなんて絶対言わない方なのだが、電話でよく効いているよと珍しい報告をしてくれた。やはり子供のことになったら皆本気なのだ。数年遠くからわざわざ来てくれるのだが、辛口のわりにはまじめに薬をよく飲む人なのだ。よく効くと言えば可愛いのだが。 |
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30歳代 女性
あまり好きではないが、やせたいという人を時々世話をすることがある。この方は糖尿の家系だし、両親が心筋梗塞でなくなっているという立派な血筋があるので引き受けた。1日2回大便があるように調節したら、いくら食べても太らなくなった。この辺りが不思議なのだが、やせたいのによく食べる。彼女が先週来たときにふと漏らした言葉がある。最近よく寝れるようになって、以前のようにすぐ頭に来なくなったというのだ。3ヶ月くらい今飲んでいる。彼女にとっては予期せぬ思いもかけない効果なのだがこれには理由がある。漢方で排泄を高める処方を使えば、気の高ぶりも捨てれるのだ。だからイライラすることが無くよく眠れるようになったのだ。肥満と気の病は処方がそっくりなのだ。人間が出来たのだからもう漢方薬はいらないだろうと言ったら、1日3回ウンチを出すようにしてだって。よほど気持ちがいいのだろう。
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60歳代 女性
半年前から、寝ようと思って横になるとめまいがする。立って家事をしているときには時々クラッとすると言う訴えで来られた。大きな声で話されるとても元気な女性だ。高血圧の持病があり医院で薬を貰っている。めまいに関しては、トラベルミンが出ている。めまいを抑えることにも効かないから不安になり、訪ねてきてくれた。僕は動脈硬化だろうと思ってその種の薬を出した。耳鳴りはもう何年もしているらしいから、それは難しいと答えた。2週間してお嬢さんにつれられてきた。どうですかと尋ねると変わらないと答えた。ふらふらはどのくらいしましたかと尋ねると、2週間で3回あったという。以前はどのくらいだったと聞くと、毎日ふらふらして散歩にも行けなかったという。よく効いているじゃないかというと、そうですねと初めてそこで認めた。これは大切な会話なのだ。もし本当に効いていないなら、処方を変える。こんなに2週間で効いているのに変えるともうその処方は選択肢から消えるから治るチャンスを失う。 |
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60歳代 女性
首も腰もヘルニアの女性で、孫の世話をしている。さすがにだっこはしないらしいが、結構負担らしい。今回は丁度真ん中の背中が痛くて、日常の家事もあまり出来ていない。数ヶ月痛んでいるらしいから、本人も気が弱ってきている。日曜日にも電話をしてくる。電話で僕の声を聞くと少し楽になるらしい。丁度僕も体調が悪かったので、僕の声で楽になってくれるのが不思議だった。煎じ薬と天然材料の薬を3ヶ月飲んで貰っている。何回も処方の調整をしてかなり良くなったので、妹さんと富山にバス旅行をするという。妹さんは反対したけれど、行けるなら行けばと言って僕は賛成した。煎じ薬は旅館ではたけないから、粉薬を特別作って差し上げた。妹さんが旅行の翌日に来て、痛くなく楽しんで来れたと、干し柿のお土産をことづかってくれた。体調が悪いことがどれだけ日常の生活の質を落とすか経験したので、良くなって喜んでくれればこの上なく嬉しい。 |
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60歳代 女性
お医者さんにかかったことがないのを自慢にしていた人だが、膝をいためてしまってついにかかったらしい。しかし、期待した効果がなかったのでうちにやってきた。漢方薬を飲むのにも神経質で、いろいろ迷ったあげくやっと薬を持って帰った。案の定、数日後下痢をすると言ってきた。僕は膝を治すためにはウンチを一杯出すよと言っていたが心配になったらしい。ウンチが柔らかくなるか、数回ウンチが出るよと言っていたのはもう忘れている。ところで膝はどうなのと尋ねたら、どっといいそうだ。良くなった事はあちらからは話題にも出なかった。結局その方は半量を1ヶ月飲んで完治してしまった。効きやすい人でもあった。 |
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20歳代 男性
超スリムな男性。今年2回職場で嘔吐し、病院にいって、点滴を受けた。少しでも食べ過ぎると下痢をするらしい。食欲もなく、またいつ嘔吐するか心配なそうだ。以前、牛窓に住んでいた人で僕を思いだしてお母さんが相談に来てくれた。本人の希望は胃腸を強くして太りたいらしい。疲れがたまり、肩が凝り、寝付くのが困難ならしい。僕はストレスをとる天然薬と胃腸を強くして食欲が出る漢方薬を渡した。2週間分渡したが3週間たってお母さんが薬を再び取りに来た。お母さんの目から見ても良く食べ少し元気になったように見えるみたいだ。また薬を飲みたいと息子さんが言ったからとりに来てくれた。 |
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30歳代 男性
数ヶ月前から突然じんましんがでるようになった。病院でアレルギー剤をもらって飲んでいるが、幾分夜は収まるが、翌日の夕方が来たらまたで始める。これではらちがあかないと相談に来てくれた。僕は漢方薬とある天然薬を出した。1週間目は、「あまりでなくなった」と言う評価だった。2週間飲んでもらったらほとんど治ってしまった。若いから薬を飲むのはいやらしく、もうやめると言っていた。若くなくても薬を飲むのはいやなものだ。ちなみに液体の天然薬は彼のストレスをとってやろうと思ったのだ。みんな頑張っているんだ。 |
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20歳代 女性
ダイエットのしすぎで生理がこなくなった人。美への関心が非常に強くて、今でも室内での運動を欠かさないみたいだ。もう充分美しいと思うのだが本人はまだまだらしい。煎じ薬と肝臓加水分解物を飲んでいただいているが、先週来たときに、長年検診で白血球の数が少なかったのが、それも毎年減ってきていたのが、一気に正常になったらしい。お母さんと喜んだと教えてくれた。その光景を想像すると何とも言えずかわいい。生理はまだ来ていないと言うか、ホルモン剤で強引にこさせているから分からない。もうやめて様子を見てもいいのかもしれない。 |
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30歳代 女性
大便をする度に、小指の第一関節から先くらいな大きさのが出て、指で押し込んでも入らずに仕事をするのも集中できずおっくうだったそうだ。痔の薬をこんなに長く飲み続けてくれた人はいない。3ヶ月は1日も欠かさず飲んでいると思う。微調整は数回したが、今は筋肉を強くする薬にしている。最初は週に1回しか出ない便秘におもきを入れていたが最近は毎日出るから、痔核を小さくすることだけを考えている。好転すると嬉しそうな顔をして詳しく教えてくれる。昨日の報告では便をしてもいぼが出なくなったらしい。とても嬉しそうだった。田舎には不釣り合いなほどおしゃれで笑顔がいい人だから、ハンディーが無くなればもっと輝くだろう。完治が見えてきた。手術の対象でも治るんだと勇気を貰った。 |
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60歳代 女性
去年の2月に風邪を引き、以後鼻がのどに落ちる後鼻漏になり、数カ所の耳鼻科にかかったらしい。残念ながら抗生物質を飲んでいるときに黄色の鼻が白くなる以外は変化が無く、薬局に来たときも帰るまでに50回以上せいていたように思う。とても気位が高そうな人で、僕の説明を聞きもしない。耳鼻科で治らないのだからここで治るはずもないが、わらをもつかむ思いできたと、自尊心に向かってしゃべっているようなことをいっていた。やる気はなかったが、遠くからせっかく来たのだから2度と会わないつもりで、それでももちろん僕の知識の最高の物を作った。2週間後にやってきて、ますますつっけんどんだが、帰るまで咳は一度もしなかった。効いているのではないかというと、1割くらい効いたとしぶしぶ言った。僕は5割は効かせたと思ったけれど。1ヶ月後にはさすがに効果を認め、態度がずいぶんと軟化してきた。まるで別人のようになった。体調の悪いときに紳士淑女であることはとても難しい。この1ヶ月僕も体験したから何とも言えないが。でも、効いて良かった。あのままのつっけんどさでは失う物が多いだろうから。 |
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50歳代 女性
2年前に転倒して以来、手の親指に痛みとしびれがあり、親の介護がきついらしい。寝て起きたときが一番辛く、ドリンク剤で気合いを入れて働くらしい。唇の色が濃い人なので血流が悪いと判断して、その種の漢方薬を出したら、まず一番にドリンク剤を飲む必要が無くなった。その次に朝の痛みが激減して、ほんの少し感じるくらいに改善した。昨日来たときは痛みは完全になくなって、しびれが少し残っていると言っていた。口数の少ない方だったが、気分が良くなったのか会話が増えてくれた。
60歳代 女性
隣町の人だが足が無くて来れないから、薬は最初から送っている。子宮も痔も脱出気味だというので、筋肉を強くして内臓を持ち上げる漢方薬を送った。半年間まじめに飲んでくれた。今は痔も子宮も気にならなくなったらしい。今日からは、脊椎管狭窄症の薬を送って欲しいと電話してきた。いろいろ持っていて気の毒な方だ。何とか生活の質を良くして欲しいから是非次も成功したい。
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60歳代 男性 握力 1年前から右手の親指側3本がしびれて感覚がおかしく、仕事に差し障ると言って相談に来た。がっちりした人で日焼けしてどこが悪いのかと思うようだった。握力をはかってもらうと、左は40近くあるが、右は15くらいしかない。極端な落ちようだ。根気強く飲んでくれて11か月になるが、握力が30に復活した。年齢から言ったらもう十分だ。僕より強い。後はしびれ感だけだそうだ。
70歳代 男性 耳鳴り 1週間前から急に大きな耳鳴りがしてびっくりしたそうだ。何十年も小さな耳鳴りは持っているらしい。急な耳鳴りを治してとよく理解してくれているような要求をしてくれた。耳鳴りは難しいと言うことをよく知っているらしい。1週間分だけ作った。米の収穫で忙しいらしくて、耳鼻科には行けないと言う。1週間分の値段を聞かれ2800円と言ったら驚いていた。3万円持ってきたらしい。本当の漢方は安いと言ったら不思議がっていた。今まで何軒かでえらい目にあったと言っていた。車で20分くらいの隣の町の人だから、1週間して夜遅く田んぼ帰りの格好であわててやってきた。あの大きな耳鳴りが消えたそうだ。ひょっとしたら小さなのも消えるかもしれないとむこうがいって、2週間分もって帰った。
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60才代 女性
C型肝炎のお世話をしていて快調な女性がお母さんを連れてきた。お母さんはヘルニアで入院していて、ある程度まで回復したのだが、家に帰ってから痛みで日常生活が十分におくれなくなったそうだ。主治医に訴えると、そこまでの治療だと言うことで、食欲も気力もなくなり痩せて不安なのは、心療内科に行ってくれということだった。鬱のように無表情になってきたので娘が慌てて連れてきた。僕と話しているとよく笑うので鬱でないことは明かで、ヘルニアさえ治れば生き生きとするのは分かった。煎じ薬と天然薬を2週間もって帰ってもらった。2週間後に本人から電話があり1kg太ったと大変喜んでいた。電話を切りそうになるまでそのことばかり言うので、ところで腰の痛みはどうですかと尋ねると、半分には減ったと答えた。僕はそのことに興味があったのだが、本人は体重が減りつづけていたから悪い病気が潜んでいると勝手に思っていたらしく、それが払拭できたので嬉しかったのだろう。これで救われましたと大変喜んでくれた。遠くの方なので1ヶ月分向こうの希望で送った。きっと治りきると思う。 |
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お酒に弱い体質なのにある程度飲めてしまう人は、お酒に強い体質の人と比べ、すい臓がんになる確率が1・52倍に上昇する−。愛知県がんセンターがこんな調査結果をまとめ、来月、日本がん学会で発表します。調査したのは、同センターでがん疫学を研究する松尾恵太郎主任研究員のグループ。アルコールが分解されてできる発がん性物質アセトアルデヒドを、さらに分解する酵素を作る能力が、人の遺伝子配列によって3タイプあることに注目。すい臓がん患者138人と、がんではない690人の遺伝子を分析し、タイプごとにすい臓がんになる率を調べました。その結果、酵素を作る能力が低いものの飲酒はできる中間タイプの人は、酵素を作る能力が高いタイプに比べ、発がんの確率が52%も上がっていました。一方、酵素を作る能力がほとんどない下戸タイプの人は、9%の増加にとどまりました。グループでは、中間タイプの場合はある程度の飲酒量があり、アセトアルデヒドを分解するのに時間がかかるため、発がん率が上がったと分析しています。中間と下戸タイプの人は、一日のアルコール摂取量が日本酒一合分増えるごとに、飲酒しない場合と比べて発がん率が約30%ずつ増えることも分かりました。
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停滞腸とは、水分の不足により腸の運動が低下する症状のことです。腸の運動が弱くなると、消化・吸収・排泄がうまく行われず、体内には本来排泄されなければならない不要な老廃物や毒素が長期間腸内に溜まることになり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルをはじめ、下腹部の張り、腹痛などの原因になります。また、このような状態が長く続けば大腸がんのリスクも高くなります。日本人の死亡原因のトップはがんですが、がんの中でも近年特に急増しているのがこの大腸がんです。平成16年より、女性の大腸がんの死亡数は胃がんを抜いて第1位、男性では、肺、胃、肝についで第4位です。大腸がんによる死亡数は、男女とも20年前の約2倍に増加しており、そういう意味からも停滞腸を防ぐことは、がん予防の第一歩ということができるのかもしれません。
停滞腸の具体的な原因としては、2回食(欠食)、ダイエット、食物繊維摂取不足、運動不足などが挙げられます。特に2回食やダイエットは、食事量の減少に伴い摂取する食物繊維量が減少するため、ますます腸の動きが悪くなる悪循環の原因でもあります。これらの原因から分かる通り、停滞腸の原因は決して珍しいものではありません。腸内環境はストレスによっても変化します。ストレスを受けるとまず胃酸の分泌が弱まり、食物と一緒に侵入してきた細菌を十分殺菌しないまま、未消化状態で腸に送り出します。これを受け取った腸では、蠕動運動を弱めて消化・吸収に励むのですが、この結果、便秘が起きて悪玉菌が増え、その毒素を排出する為に、急性の下痢が起きてしまいます。こういった状態が一段落しても、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌優勢の状態が作られてしまうのです。
腸内細菌の優劣状態は食べ物から大きな影響を受けます。たんぱく質や脂肪を好むのは、悪玉菌のウエルシュ菌です。肉食中心の食事を続けている人の腸内ではどんどん増殖し、善玉菌を圧倒してしまいます。下痢や便秘を繰り返す、疲労感や肌荒れに悩まされている…などといった症状が続いているときは食事が原因の一つと言えます。ビフィズス菌などの善玉菌の好物は、ブドウ糖や乳糖、オリゴ糖などの糖類です。便の量を増やし、腸のぜん動運動を活発にし、便秘を予防する食物繊維の効果も見逃せません。 |
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もし、笑い.もしがカラダにいいって本当ですか? A.笑うとカラダにいいというのは何となく感じている人が多いと思います。実際に笑いによって、がん、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチが良くなった、血糖値が下がったなどという事例があるのです。 Q.なぜ笑うと病気が良くなるのですか?
A.笑いの効用について医学的な研究が行われていますが、天然の鎮痛効果をもつエンドルフィン分泌を促進したり、笑うと5分でNK細胞という免疫細胞が活性化され、がん細胞を攻撃することが分かっています(つくり笑いでも良いそうです)。他にも、自律神経のバランスが良くなったり、血圧が下がったり、おなかから笑うと腹式呼吸となって血流が良くなったりする作用があると考えられています。また、遺伝子レベルで笑いの効用が研究され、笑うと健康に良い遺伝子のスイッチがオンになることを明らかにしています。笑いは私たちがもっている自然治癒力という、ケガや病気からカラダを守ったり治したりするチカラを高める薬といえるでしょう。昔からよく言われている「病は気から」ということですよね。牛黄という生薬も気を上げる力があり、リラックス効果などが確かめられています。 |
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貧血にはいろいろな種類がありますが、その 8割以上が「鉄欠乏性貧血」だと言われています。 鉄分の不足により、血液中のヘモグロビンが正常値以下( 男性12 g/dl 未満、女性 10 g/dl 未満 )に減少した状態のことです。しかし、鉄不足でもすぐに貧血症状が現れるわけではありません。初めのうちは肝臓や脾臓などに、「貯蔵鉄」として蓄えられていた鉄で補われているため、明らかな自覚症状があらわれません。しかし、夏前のダイエットや暑さによる食欲不振などで貯蔵鉄が底をつくと、徐々に血液中の鉄も減少し、この時期にだるい、疲れるなどの症状が出てくるのです。若い女性の約10%は貧血と推定されていますが、そのほとんどが鉄欠乏性貧血です。ダイエットブームやファストフードの普及など、食生活の変化を背景に増えています。 「貧血=鉄不足」と思われがちですが、そればかりではありません。鉄欠乏性貧血のほとんどは食事や鉄剤の服用で改善されますが、ときに貧血症状の裏に子宮筋腫や子宮内膜症、胃潰瘍や胃ガン、大腸ガンなどの重篤な病気が潜んでいる場合があります。そのほか心臓や肺、腎臓、肝臓などに病気があり、それに伴って二次的に起こる貧血もあるため、注意が必要です。
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3月に転倒して、膝を強打したそうだ。病院で血と水が混ざったようなものを抜いたそうだ。いらい、病院で薬をもらっていたが、一向によくならず、立ちあがる時は勿論、平地を歩くのにも一歩一歩が痛いそうだ。5年前にふらつきの漢方薬を真面目に飲んで、克服した人で、何とかならないかと久しぶりに訪ねてきてくれた。病院ではもう手術しかないと言われているらしい。老化より事故の後遺症の方が難しい印象は持っているが、どのくらいで改善し始めるか非常に興味を持って漢方薬を作った。2週間経って電話をくれて,随分よくなったと言っていた。もう普通の所は痛み無しで歩けると言っていた。「治る時期が来てたんだろうか」と電話で言っていた。カチンときたが、よい実験をさせてもらったので、まあいいか。それでも明日薬を取りに来るそうな。 |
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70才代 女性 転倒事故の後遺症で、足がしびれて頭がフラフラすると言う訴えで最初は来られた。二年くらいお世話をしているがほぼ症状は治まっている。かなりの肥満で、超汗かきで、静脈瘤が盛りあがっていて血圧もかなり高かった。足とフラフラが主な希望だったので、100点が取れるまで飲みつづけるつもりだそうだが、片足の静脈瘤は全く消えてしまった。もう一方も消えはしないがかなり正常に近づいた。それと並行して、血圧が160くらいあったのが、120前後で落ちついてきた。やはり血液が滞るところを通してやると血圧は下がるんだと再認識した。静脈瘤の治療ではそんなに皆さん本気にならないので、ここまで熱心に服用してくれる人がいて本当に勉強になった。静脈瘤は心臓に飛んで危険なのだが通常の生活に不便がないので美容以外には気にしない人が多い。
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70才代 女性
梅雨の頃から足がむくむようになっていたが、8月にはいってから、足が硬くなり痛みも感じるようになったらしい。ご主人のニューロパチが僕の漢方薬でほとんど自覚症状がなくなって、今はハードな仕事に復帰している。私もどうにかなりませんかと訪ねてこられたが、ご主人のとは難しさが格段に違う。ご主人のは僕の力ではなく幸運だと思っている。あの処方が他の方に効くかどうか分からない。さて、奥さんの足は二週間で本人がビックリするくらい改善した。最初下痢気味になったからビックリしたらしいが、それは完全に僕の狙いだ。でも出すものがなくなったら下痢はしなくなったらしい。身体がとても軽いそうだ。漢方薬の不思議なところだ。県の中央部の方なので一ヶ月分今回はもって帰った。 |
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30才代 女性
最初、チラシを見てお母さんが相談に来た。自分の敷地に家を建てて住んでいるらしいから、的確に情報を教えてくれた。子育ての疲れで、微熱(37℃代)が続き、頭がカーッとのぼせ、食欲がなく、肩こりが激しく、イライラしたり、落ちこんだりするそうだ。一,二年この症状で苦しみ心療内科にかかり抗うつ薬と安定剤をもらっている。改善しないので相談に来た。このまま一生薬を飲みつづけることにも抵抗を持っている。極度の心配性も治せないかと頼まれた。それ以外なら治ると引きうけた。2週間後には本人が来た。2日目には微熱が出なくなり、4日目には頭がカ−ッとするのがしなくなった。食欲も出たし、肩こりも楽になったと言っていた。4週間目に来たときに何がつらいと尋ねたら、肩こりと腰の痛みと言っていた。肝心の自律神経のトラブルについては口から出なかった。腰の痛みも自律神経でしょうかと心配そうだった。何かの不調があれば全部ウツや自律神経のせいにしていたら、一生病人でおらなければならない。病院に行けばきっと安定剤かなにかくれるから、それを飲みつづけることになる。聞けば実家のブドウ栽培を中腰で手伝っているらしい。腰痛なんて当たり前だ。安定剤はこの一ヶ月で二回飲んだだけ。パキシルも4分の3に減った。治ってしまうよと言ったらとてもうれしそうだった。心配性も少しよくなったらしい。すごい! |
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60才代 男性
ガンの手術を無事終えて帰ってきている人。帰ってから何もしないで家の中にずっといるらしい。奥さんが連れてきたけれど、歩幅も小さく年令よりかなり老けて見える。訴えは、お腹が痛くてたまらないというものだった。病院で勿論診てもらったがお腹は問題ないといわれているらしい。家の中に居場所がないと繰り返し言った。この人は頭痛持ちなのだが、お腹が痛いときは頭痛が治っていないかと尋ねたら、治っていると言う。僕はお腹の薬を作らなかった。心の漢方薬を出した。二週間目で半分くらい、4週間で9割治った。家の中に居場所があるって聞いたら、あると答えた。もう大丈夫だと思う。 |
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30才代 アトピー
2年前から毎日ジンマシンが出ていてそれは病院で抗アレルギー剤で抑えている。でも、やはり毎日出るそうだ。相談はアトピーだったが、僕は同じ漢方薬で両方行けると思った。とにかく全身が痒く、イライラするそうだ。手先も荒れて唇も荒れている。僕はまず全身を治そうと提案して、承諾を得た。若いから、かなりのハンディーだから、僕が使いたいもの全部使っていいですかと尋ねたら、何をしてでもいいから治して下さいとのことだった。漢方の煎じ薬、漢方の粉薬、色素沈着を治すビタミン、入浴剤、特殊なカルシウムの5品目を持って帰ってもらった。半月分で14000円したから申し訳ないと思ったが、2週間たってきた彼女は、全身のかゆみがほとんどなくなって、ジンマシンも出ている部分が目をつむっても分かる程度に減ったと喜んでくれた。「自分的にはかなりいい」らしい。「僕的にもうれしい」と答えておいた。幸せになる権利がある人がなれないのは見ていてつらい。逆に、権利がない人が幸せなのも見ていてつらい。幸いにも薬局に来てくれる人は前者ばかりだから、やりがいがある。 |
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60才代 男性 数ヶ月前から、ふらっとするようになり、耳が詰まり耳鳴りがするそうだ。首から上の血流が悪いのだろうからその種の漢方薬を出した。とてもおとなしいご主人で、奥さんが代理でやってくる。最初から、会わずに作ったので心配だったが、2週間毎に奥さんがやってくる。最初は調子の報告がなかったが、最近は薬を取りに行ったらこう言っておいてと奥さんに伝言を頼むようになった。かなり良く効いているみたいだ。早く来てくれたのが良かったと思う。フラフラは全くなくなり、耳鳴りが後少しだけするそうだ。
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70才代 男性
ブドウの栽培を手広くやっている方。以前頭がふらつくという症状を治したことがあるので、数年ぶりにやってきてくれた。今回は、肩が痛くて、ブドウの選定や摘み取りがきついらしい。逆の手を添えて、いったん上に伸ばしたら、作業が出来るらしいが、一度腕を下げると又同じ動作で、痛い腕を上に上げるらしい。とてもではないから来てくれたらしい。もうこれは、50肩と同じ症状だ。僕は一週間分50肩の漢方薬を出した。一週間後にブドウを持って御礼に来てくれた。ほとんど痛くなく肩が上がるようになったらしい。実際にやって見せてくれたがスッと上がっていた。効き易い人は本当に効き易いと思った。考えてみると痛みの病気の人はとても多い。田舎に立地しているからかもしれないが、整形外科かと言うほど、痛みの人が多く来てくれる。30年もそんな人をお世話しているのでかなりの確率で効いてくれていると思う。だから効かなかった人を鮮明に覚えているし、いつも思い出しては悔まれる。 |
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異常な汗
単なる汗かきではありません。誰がみても尋常でない汗をかいている人がいます。暑いところや重労働をしてかく汗ではありません。クーラーの部屋でも、じっとしているのも関わらず大汗をかいています。タオルをいつも離せずに、化粧も出来ずに、どこに行くのもおっくうです。
レーノー病
寒さにあたって、指先がひどく冷え、白くなり、ジンジンしたり痛みます。たいてい、白米飯、肉魚、濃厚味食、菓子好き、野菜きらいの人に多い。毎年繰り返しながら悪化するのを見ている手はありません。暑い時期から血液循環をよくする漢方薬を飲んで予防しましょう。
耳鳴り
耳鳴りは、周囲に音源がないのに音を感じる状態で、音色も音の大きさも人によって異なります。耳鳴りが起こる仕組みはよくわかっていませんが、耳鳴りが起こっているときの多くの場合は、同時に難聴を伴っていることがわかっています。しかも耳鳴りが起きている音とほぼ同じ質の音が聞こえにくくなるという難聴を伴っていることがわかっています。
・ 老人性難聴:加齢に伴い、通常、両方の耳に起こります。「キーン」という高音の耳鳴りが多い。
・ メニエール病:中年層の女性に多く見られ、激しいめまいとともに起こる。片方の耳に起こることが
多く、「ゴー」「ザー」という低い音の耳鳴りがする。放置すると難聴が残る。
・ 突発性難聴:はっきりした原因がなく、突然、難聴、耳鳴りが起こる。音に特徴がないが、「いつから聞こえが悪くなった」とはっきり自覚できる。片耳に起こる。
脂肪肝
脂肪肝の原因は、肥満とアルコールの飲み過ぎです。脂肪肝で肝臓にたまった脂肪のほとんどは、エネルギーの過剰摂取や運動不足が原因でたまった中性脂肪です。このため、肥満度が20%以上の場合、脂肪肝の人が増加します。また、アルコールの飲み過ぎが原因で肝臓に中性脂肪が溜まったアルコール性脂肪肝の人は、肝臓の繊維化が進むため肝硬変に進行しやすくなります。脂肪肝のある人は、動脈硬化や高血圧になりやすく、肝硬変や肝炎以外にも心臓病や脳卒中のリスクも高い場合が多いので、健康的なライフスタイルを心がけましょう。
卒中体質
若いときには病気には縁がないけれど、中年以降は高血圧、動脈硬化、脳卒中になりやすい体質を言います。このような素因を持つ人が、高タンパク、高脂肪の栄養価の高い食品やアルコールを過剰に摂取し続けることによって、肥満、高血圧、糖尿、狭心症、痛風、心筋梗塞などの病気にかかりやすくなります。漢方薬で便秘を改善し、排尿、発汗を促して代謝を良くしてからだの外に毒を排出しましょう。
わけの分からない咳
最初は風邪の様だったのだが、何故か咳だけが長い間続く。病院にいって色々薬をもらったが治りきらない。余り咳くので検査してもらったが、異常はないらしい。慢性化した咳は本当に治りにくいです。体調を整えて咳が出なくするのが漢方薬です。
夏の下痢
水分を沢山飲む夏は胃液が薄まっていますから、物にあたりやすくなります。あたらなくても胃腸が弱っていますから、下痢気味になる人もいます。下痢、むかつき、腹痛などが続いて、痩せる人もいます。こんな時下痢止めは飲まないほうがいいと言われています。漢方薬で自然な腸の殺菌を行い体力を回復するようなことも出来ます。
むせる
食事をすると、むせるばかりする人がいます。本来食道に送られるべき食べ物や水が、気管のほうに入るからです。元気な方なら、実害はありませんが、病弱な方は肺炎を起こす可能性があります。(誤燕性肺炎)食べ物や飲み物がつかえることなく降りていってくれればどれだけ楽でしょう。
女性にうれしい漢方薬
月の悩みのほとんどは、血の道です。漢方薬で体の中をスムーズに血液が流れるようにすれば改善します。○生理痛・・・・・生理前のイライラや憂うつ、頭痛や吹き出物、むくみも気になる
○更年期障害・・・のぼせ、ほてり、頭痛、肩こり、めまいで毎日イライラする。
○不眠症・・・・・心身がとても疲れていて、寝つきが悪く眠りが浅い
○産後の不調・・・体力が戻らない、出血が続くなど病気ではないからとつい無理をしてしまい後悔する
○自律神経失調症・家事、育児、仕事のストレスがたまり体が不調に
○冷え性・・・・・夏でも手足が冷たい、クーラーのなかにはおれない
「気持ち」のとどこおり
ストレスで、気持ちが滞るとうつうつとして来ます。何をやっても楽しくなく焦りだけが目立ってきます。胸や脇が張ったような詰まったような不快感があり、心が落ちているときには悪化し、心が晴れている時には軽快します。ただそれだけでなく多くの場合、以下のような2次的な病気を引き寄せます。
○ストレス性の喘息 ○ストレス性のムカムカや吐き気 ○のどにいつもなにか引っかかったような感じ ○ストレス性の胃の痛み ○胆石の発作痛 ○神経性の膀胱炎 ○ストレス性の便秘、下痢、或いはその交替 ○月経前緊張症
認知症の周辺症状
認知症のお世話で実際に困るのは、判断力低下や、記憶力が落ちていることではありません。周辺症状と言って、以下のような行動をとります。これらの症状に近年漢方薬が有効だと言う研究が発表されています。○同じ動作や質問を繰り返し、「誰かが部屋にいる」「虫が見える」などの幻覚、現実にはないことを言う。○「孫が来た」「知らない人がいる」「お金を取られた」「ご飯を食べさせてくれない」「男が来ている」
○トイレ以外で排泄する。便のついた下着を隠す。便をいじる。
○良く知っている道で迷う
○不安感や、焦りの為に、暴力に訴える
○夜なかなか寝つけないから、昼うとうとして昼夜逆転になる
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、加齢による脊椎骨の変形により、腰部での神経の通り道である脊柱管が狭くなり、脊柱管の中を通る、足へ向かう神経を圧迫することによって起こる病気です。
症状
腰痛や、下肢のしびれ、坐骨神経痛様の痛み、などが典型的な症状で、30分程度立っていたり、歩いたりすると症状が出現し、座ってしばらく休むと症状が和らいで、また歩けるようになる、というのが典型的な症状です。ひどい人は100メートルくらいしか続けて歩けません。
頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア
頚椎症と頚椎椎間板ヘルニアは、よく似た病気です。いずれも、頚部の脊椎のところで、手や腕に行く神経が圧迫されることにより、手のしびれや痛みの症状が出現する病気です。重症の場合には、歩行障害や、足のしびれなど、下肢まで症状が出る場合もあります。二つの違いは、頚椎症では、首の骨や椎間板が年齢による変化で長い年月をかけて少しずつ変形し、神経を圧迫するのに対し、椎間板ヘルニアでは、椎間板の中心部の髄核と呼ばれる部分が、椎間板の亀裂を通って、突然外側に突出し、それが神経を圧迫することによって起こる点です。いずれにせよつらさははんぱではありません。
おしっこの悩み
おしっこが近い、残った感じがする、少しもれる、おしっこが出にくい、陰部が痛いなどの症状で人知れず悩んでいる人は多く見受けられます。いろいろな病院で診てもらうのですが「異常なし」「気のせいだ」と診断されてしまうことが多いのもこの症状で悩む人です。このような時漢方薬がとてもお役に立てれます。
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70才代 女性
7月の頭、桃の袋かけの作業で忙しかったらしい。じっと立っていると股関節から大腿部が痛くなるらしい。寝返りをうつのもしんどくて尻たぶ辺りが痛くなる。今でもこたつをしている。冷房の部屋では下半身に布団をかけている。口がいつも苦いらしい。岡山市の人だが、10年前僕の漢方薬で皮膚病が治ったので思い出してくれたらしい。僕なら治してもらえるのではないかといわれたが、結構そんな言葉はプレッシャーになる。さて、風呂に入ったときは治って入るようだとふと漏らした言葉を参考に漢方薬を作った。2週間後はなんとなくいいようだ程度の改善(?)だったが、もう2週間分少し工夫して薬を出したら、もう飲まなくてもいいようだったけれど主人がもう一回作ってもらえと言ったから来たと言ってくれた。期待に応えられてほっとした。お礼にとても美味しい清水白桃をもらった。体の痛みと引き換えの価値ある桃だ。本当に美味しかった。体の痛みがとれたら口の苦味もとれたらしい。痛みはかなりのストレスなのだ。 |
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40才代 男性
毎日海に出て、シーカヤックのインストラクターをしている人。さすがの海男ですが、今年は異常な暑さでまいってしまい、海に出ると、激しい吐き気と頭痛に苦しんでいました。しかし、予約は毎日入っているのでなんとか頑張らなければなりませんでした。7月の末に相談を受け、以後1週間分を3回、熱中症の薬を出しました。体の体力を補い、体の熱をとり、水分不足を補うものです。飲んでいると明らかに違うそうです。寝て起きた時全然違うのだそうです。一度も休むことなくペンションの仕事と両立しています。 |
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40才代 女性
5月頃から、両足の後ろ側が痛いそうだ。特に朝起きぬけや、じっと立っていると痛みがかなりきつくなるらしい。体格がよい方なので、血圧を測ってみると、最低血圧がかなり限界に達していた。僕は最近太ったかと尋ねてみると3ヶ月で6kg太ったと言う。ああ、これが原因だと思って、体の水を抜く漢方薬と血液をきれいにする天然薬を出した。2週間飲んでやってきたが、「随分いいですよ」と言ってくれた。顔が引き締まって見えたが、体重は変わってはいなかった。血圧もそれこそ随分改善されて安全圏に入っていた。単に痛いといって相談に来ても原因は無限にある。それを追求するのが僕らの仕事のほとんどを占めると思う。 |
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80才代 女性
1ヶ月前から右の坐骨神経痛で困っている。特に夜、痛くて目が覚め、しばらく眠れないからつらいらしい。病院で、痛み止めと湿布をもらっているらしいが、一向に改善しない。痛みを止めるのではなく治りたいというので、漢方薬と天然薬を1週間だした。便秘だと言うから、それも解消するように工夫した。1週間後に電話がかかり、全然痛くなくなり、お通じも毎日あったと報告してくれた。治ったから薬は止めてもいいかと言われたので、自信があったら止めてもいいと答えた。止めてもいいかは止めたいと同じだ。本人の自由だ。
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70才代 男性
定年後、都会から牛窓に引っ越してこられた方らしい。牛窓の自然が気にいって、毎日菜園の世話をし、ジョギングをしているらしい。絵に書いたような幸せな老後だ。ところがこの数ヶ月、走るたびに、いや、歩いても膝にキヤッと針でさされたような痛みが走るらしい。僕は膝の酷使だからジョギングは止めるようにいった。この手の人は、ロマンチストだから鍛えて治そうとする傾向がある。僕は青年ではないのだから、守りながら治そうと提案した。ジョギングを休むこと。漢方薬を1ヶ月分のみきることの2点だ。がっくりしながらでも僕の言うことを守ったらしい。今日完全に治りましたと報告にきてくれた。この手の人は、治ればもう治療はしない。僕も敢えてもう少しなんか言わない。悪くなれば又始めるだろうから。田舎でやるのはもったいないねと言ってくれた。田舎だから腕が磨けるのですと答えておいた。 |
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60才代 女性
4年前から膝が痛くなったそうです。今では階段は横歩きでしか、上ったり下りたり出来ないらしいです。お風呂にはいると治ったようになると言うのをヒントに漢方薬を作ってみました。脳梗塞があるというので薬の量にかなり気を使いました。2週間分渡していたら、4割くらい楽になったと言われ又取りに来てくれました。県外の方なのですが、ご主人が車で取りに来ます。効いてくれてほっとしています。県外からこられて効かないのでは申し訳ないですから。 |
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80才代 女性
1ヶ月前にかぜをひき、以来、咳が続いている。病院で抗生物質と去痰剤をもらって飲んでいるが、治まらない。以前漢方薬を飲んでいたので、僕を思い出してわざわざきてくれた。この年令で抗生物質を飲みつづけるのは腸内菌バランスを崩してしまい、健康にも悪いのではないかと心配になった。僕は腸を整えながら咳が治まる方法を考えた。咳止めと言うより、元気薬といった方が良いかもしれない。1週間でほとんど良くなった。でももう1週間薬を下さいと言うので持って帰ってもらった。老人は攻めてはいけないと思う。守る処方の方が効くことも多い。 |
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80才代 男性
2本の杖をつき、娘さんに付き添われてゆっくりと入ってきた。無表情だが、遠くから来たくらいだから、余程治したいのだろう。娘さんがやっと説得してつれてきたらしい。最初だけでも僕に実際に会った方が良い薬がもらえると説得したらしい。希望は、足がふらついて歩きにくいから、何とか足をしっかりしてと言う事だった。なるほど足の筋肉は落ちてしまって、亡くなる前の僕の父のようだった。僕はお年寄りを元気にする煎じ薬を作って、1ヶ月分わたした。1ヶ月たってやってきてくれたが、まず驚いたのは、とても表情が明るかった。微笑んでいる感じにも見えた。杖はまだ2本使っているが、それでも椅子に腰を下ろす動作などは明かに以前より早い。お嬢さんも元気になったと認めてくれた。薬がよく効いているから送ってもらおうと言ったらしいが、本人が牛窓に行って僕に見せると言ったらしい。とても嬉しい言葉だ。
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20才代 女性
笑顔がとても素敵なのだが、抱えている症状は多く、懸命に涙をこらえて訴えていたのが印象深かった。こんなに素敵な女性に育てたのだから、親は安心してまかせればいいのだが、子離れ出来ない親が子供の症状を作り出す。又親の不仲を、必死で身体で訴えている子もよく来る。職場につくと汗がいっぱい出始める。耳が詰まった感じがする。耳鳴り。舌の先が痛い。ゆううつ。いらいら、やる気が出ない。なににも興味が持てない。眠りが浅い。疲れが取れない。体がだるい。肩がこる。おなかが張る。動悸、冷汗、寝汗、便秘と下痢が交替、引きこもり。これだけの症状を持っていた。2週間で7割くらいに症状が抑えられたらしい。明るく振舞う子が本当に明るくなったような気もした。最近は出かけるようにしているらしい。元のように何でも明るく出来る子にしてあげたいと思っている。 |
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80才代 女性
ワイワイガヤガヤと数人のおばあちゃんが集団で相談にやってきた。その中の一人は、とにかく足が地面から離れずにつまづくばかりだと言う。自分では足を上げているつもりなのだが、実際にはあがっていないのだ。こんな方はけっこう多い。だから5mmくらいの段差でも躓いて倒れ骨折する人はいる。高齢者とはこのようなものなのだ。ただ、誰もが公平にいつかは必ず迎える。骨粗しょうの典型みたいな方だ。筋肉の材料となる天然薬と足腰をしっかりさせる漢方薬を出した。1週間後に電話があり、おなかが下げると言う。漢方薬との因果関係はないが一応薬の量を指示した半分にしてもらった。すると1週間後に代理の人がやってきて、とても調子がよくて歩いてもフラフラしなくなったと伝えてくれた。決局大人の量の4分の1で効いていることになる。痩せて小さいおばあさんだったから最初から普通の大人の半分の量で始めた。何でもいい、効けばいいのだから。 |
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歯周病
歯周病は徐々に進行していきます。歯肉炎の段階では、歯肉の赤みやハレ、ブラッシング時の出血、痛みなどが主なものになります。歯周炎になると、歯肉炎の症状に加えて口臭、排膿(はいのう)、歯の揺れ、歯肉の腫れといったものが起こり、物を噛めなくなったり、抜歯をしなければならなくなったりします。漢方薬で歯周病が改善することはご存じなかったでしょう。
神経性胃炎(慢性胃炎)
内視鏡で検査してもなにも胃の病気が見つからないのに、以下の症状に長い間苦しむのです。
○胃もたれ (ストレスの影響が大きい) ○胃の痛み ○胸焼け(内視鏡で逆流性食道炎を認めない)○胃が冷えるから、温かい食べ物を好み冷たい物をいやがる ○食後に胃が不快になり口内炎や舌炎が出来る
胃・・・切除後の障害
胃の手術の後には色々な不快症状が起こります。
○ダンピング症候群・・・食後30分以内に起こる(下痢、発汗、めまい,動悸、顔面蒼白)
食後2時間で起こる (インスリンの過剰分泌によって起こる血糖の異常)
○逆流性食道炎・・・・・胆汁の逆流によるものが多い
○貧血・・・・・・・・・鉄欠乏性、ビタミンB12の吸収障害。胃をとってから2〜3年で起こる。
○神経症・・・・・・・・胃弱となるから、神経症気味になって色々な薬をもらうが胃腸の調子が悪い
痛み止めではありません・・根本療法
先月始めていただいた方の経過
○膝の皿のカクカクと言う音が小さくなった ○手指の関節の痛みが軽くなった ○膝にたまっていた水が減った ○膝の痛みが軽くなり、曲げたり出来るようになった ○階段で手すりを持たなくてすむようになった ○休みやすみで歩いていたのが続けて歩けるようになった ○朝の起床が楽になった。また、椅子からすぐ立ち上がって歩けるようになった ○坂道が楽になった ○首が痛くて手術しかないといわれたが、疼きが軽くなりものが持てるようになった ○じっと立っていることさえ出来なかったが、孫を抱っこしても平気になった
■めまい
◇回転性めまい
グルグル回って急に止まると周囲が回転しているような感じになる。メニエール病も、回転性めまいの発作を引き起こします。
◇動揺性めまい
頭や体がグラグラ揺れている感覚や、フラフラする感じと実際に歩くとふらつく感じも 含めたものをいいます。
◇浮動性めまい
体がふわふわしたり、体が宙に浮いた様な感じをいいます。または人によっては 雲の上を歩いている様な感覚や頭がフワーッとする感じなどその表現は異なります。
■ふらつき
めまいに対し、ふらつきとは簡単に言いますと、船に乗った時や地震が起きた際に 感じる感覚です。頸椎の障害でくることがあります。これはふらつきが、 足の筋肉の伸び縮みの状況を脳が感知して、次の手足の筋肉の収縮を どうするかを決める系統が障害されたときに起きるからです。 目隠しで足踏みをしたときなどに 身体が全然違う方向に向いてしまう場合などは、このふらつきに該当します。
ひきつけ(こむら返り)
毎晩のようにひきつけが起こり、痛みで飛び起きて足を伸ばしたり、さすったり、風呂に入ったりしなければならない。いつ襲ってくるか分からないので、寝るのが怖い。
子宮内膜症
子宮内膜やそれに似た組織が、本来あるべき部位(子宮の内側)以外の部位に発生して、増殖する病気です。女性ホルモンの影響を受け月経周期に合わせて増殖や剥離を繰り返し、病状が進むと激しい月経痛がおこります。また不妊との関係も指摘されています。最近、子宮内膜症が増えたのは、晩婚化・少子化・初経年齢の若年化などにより、生涯の月経回数が増加していることも一因になっていると考えられています。
頭痛薬を毎日飲みたくない
■片頭痛の特徴■
・思春期から40歳代までの女性に多い ・月に数回発作的に脈と同じリズムでズキンズキンと頭の片側、または両側が痛む ・吐き気、おう吐、光過敏・音過敏がある ・頭痛の前にきらきら光るジグザグの線が見えて視野が狭くなる。 ・激しい痛みは、日常生活に支障をきたす
■緊張型頭痛の特徴■
・頭痛を訴える人の8割がこのタイプにあてはまる。特に中高年に多い ・持続時間は30分から7日間
・頭全体や後頭部に”重苦しいような”痛みが広がる ・痛みは拍動性ではなく、締め付けられるような痛み ・日常的な動作で悪化せず、吐き気やおう吐の症状はない
精神的ストレス、身体的ストレスがこの頭痛の原因です。緊張型頭痛には肩こり、目の疲れ、全身の倦怠感、めまいなどが伴うことがあります。姿勢が悪い人、仕事でコンピューターなどを使う人、睡眠時間の少ない人などに多く見られます。
椎間板ヘルニア (首のヘルニアも治療方法は同じです)
臀部から足にかけ猛烈な激痛を訴えることが多い。せきやくしゃみでも激痛がおこる。
・立っているとすぐ辛くなる ・ちょとの時間(15分位)で、椅子に腰掛けているのが辛くなる ・30分以上歩くと腰が痛くなる。下肢に放散痛(ビリビリとした痛み)をおぼえる ・前かがみの姿勢で痛みが強くなる ・下肢の一部に触っても感覚が鈍い ・座った状態から立ち上がるのが辛い ・膝を伸ばした位置での下肢の持ち上げが困難
又、重度の場合、便秘・頻尿・インポテンツを引き起こすこともあります
性格?
1)不安神経症
対象のない漠然とした不安を主症状として、動悸、息切れ、胸内苦悶、めまい、震え、手足のしびれなどの身体症状を自覚するタイプです。
2)強迫神経症
自分では不合理で無意味だとわかっていながら自分の意志では押さえきれずにあることを考えてしまったり(強迫思考、強迫観念)、あるいは行動してしまったり(強迫行為)して、結果的に日常生活に支障を及ぼすようになってしまう疾患です。「家の鍵をかけ忘れていないか」と何度も確認したりする状態です。
3)心気神経症(心気症)
客観的に見て身体の異常が無いにも関わらず自分自身の身体の異常をしつこく訴える病気です。いつもどこか悪いのではないか、どこか病気なのではないかと考えてしまいます。病院で検査を受け異常なしといわれても「検査に見落としがあるんだ」、「他の病院なら見つかるはずだ」と考えてしまいます。
4)恐怖神経症
実際にはそれほど強い恐怖を覚えなくても良いのに、過度に恐れてしまう状態です。それは、対人恐怖、不潔恐怖、先端恐怖などさまざまな恐怖があります。
5)ヒステリ-
精神的な葛藤が身体症状に転換したものです。ヒステリ−の発現機序は、より原始的な段階に退行し症状形成することにより内的な葛藤や不安を解消しようとするものです。
にきび
最近は男女ともに結婚年令が遅くなったために30才を過ぎても悩まされる方が多くなりました。にきびは男性ホルモンにより毛穴の脂腺が発達し分泌した皮膚のあぶら(中性脂肪)が毛穴にたまると発生します。毛穴にたまった皮膚のあぶらが白いぶつぶつに見えるのを白にきびといいます。あぶらが更に多いと毛穴が開いてあぶらが空気に晒され酸化して黒いぶつぶつに見えるのを黒にきびといいます。
掌蹠膿疱症
手のひらや足の裏に小さな水疱や膿を持った疱が次々とできます。 水疱は、非常に痒くなる人と、そうでない人がいるようです。 しばらくすると、水疱が破れ、そこから血が出たり、膿がジュクジュクとでたり、痛みがあったりします。 このような症状が何度も繰り返されるうちに、皮膚ががさがさと厚ぼったくなってきます。手のひらという人目につきやすい部分にできるので、 「買物でお釣りをもらうときに恥ずかしい思いをする」とか 「孫と手をつなぎたいが、手ががさがさしているのでできない」 「足の裏が割れて痛み、歩けない」 「常に炊事用ゴム手袋が手放せず家事が思うようにできない」など、 いろいろな支障が生じます。
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70歳代 男性 がん
昨日で医者が宣告していた日を過ぎた。食べ物が通らなくなるから、最後はモルヒネですと言われている。母親が同じ大腸癌転移で苦しみぬいているのを見ているから、主治医にモルヒネの投与は最後の最後にしてくれと頼んでいる。ところが宣告された日が来ても、本人はおいしくご飯を食べ、痩せもしない。痛みも消えたから毎日農作業をしている。近所の人も驚いている。大腸は勿論、肺も、腎臓も、もっと言っていたが忘れた。.要は体中に転移しているのだ。1日でも長くと頼まれたが、奇跡は起こせない。癌なんか消せるわけがない。薬局のする仕事でもない。僕が手伝っているのは、胃腸を整えて免疫を上げること、いやいやそんな格好のよいことではない、ただただ元気になってもらう煎じ薬なのだ。ありふれた煎じ薬なのだ。これがカリスマ薬局だったら、癌が消えたなどと言いネタにするのだろう。ガンの自然治癒なんて一万件に1軒くらいあるらしい。そんな偶然を利用して喧伝しても仕方ない。1日1日が勝負の人の前でただ小さくなっているしかない。僕に笑いかけてくれるあの精神力には到底太刀打ちできない。 |
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80歳代 男性 坐骨神経痛
2週間前に急に腰が痛くなったらしい。医者に行って治療を受けたが、消炎鎮痛薬と湿布が出ただけで一向に収まる兆しがないと言って来た。若者なら自然に治る力が強いのでそれでいいのだろうが、お年寄りはそんなのではなかなか効かない。体を養って治る理由を作ってあげないといけない。老人を元気にする漢方薬と、椎間板の原料になるものを1週間分出した。1週間してよく効いていると言ってくれた。結局2週間服用してくれてほぼ完治した。嬉しそうだった。腰が悪いと生活の質がどっと落ちる。 |
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60歳代 女性 脊椎管狭窄症
太鼓と笠踊りの先生らしいです。1年くらい前から、尻たぶから大腿部にかけて痛くて歩きにくいそうです。特に孫を抱いたりすると辛くてすぐおろしてしまうらしいです。孫をゆっくり抱いてみたいといっていました。応対中も常に尻たぶや大腿部をたたきつづけます。本人は病名を知らないのですが、持ってきた薬から脊椎管狭窄症だとわかりました。病院ではオパルモンをもらっています。どこも同じです。煎じ薬と、椎間板を強くする天然薬を2週間分出しました。10日目に電話があり、僕を神様といってくれた。要は全く痛みが消え、少しのしびれ感だけになったということだ。孫を抱いても痛くならないそうだ。まだ薬を飲んだほうがいいかなと聞かれたので、完全に治してみたらといったら、電話から1週間後に取りに来ました。 |
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なぜストレスで病気になるの?
大泉レポート「粘膜免疫とササヘルス」シリーズで解説してきたように、ストレスと病気が密接に関係していることは以前から良く知られた臨床的事実でした。しかし、これまではストレスが病気を招くしくみがあまり明確に解っていませんでしたが、新潟大学医学部安保徹教授らの研究でこのしくみが明らかになってきました。過度の心身のストレスによって交感神経が優位になると、アドレナリンやコルチゾンなどの分泌が盛んになります。これによって免疫細胞のうちの顆粒球(好中球)が体内に異常に増え、反対にリンパ球が減少してしまうことが解ってきました。この顆粒球は本来、体内に侵入した外敵や体内の老廃物を活性酸素を使って処分してくれる大事な免疫細胞ですが、異常に増えすぎると、顆粒球が発生させる活性酸素によって本来攻撃してはいけない自分の身体を傷つけてしまうのです。
異常増加した顆粒球によって破壊される粘膜と臓器
顆粒球は骨髄でつくられて、血液と共に全身をめぐった後、粘膜でその一生を終えます。このために顆粒球が増えすぎると一番攻撃されてしまうのが粘膜です。粘膜というと口腔や胃腸などの消化器を思い浮かべますが、脳や血管を含めた全身の臓器も全て粘膜でできているのです。この活性酸素放出によって、潰瘍などの組織破壊、血流障害、上皮細胞の過度の再生促進、遺伝子DNAの変異などが引き起こされます。この結果、胃・十二指腸潰瘍、肩こり、リウマチ、糖尿病、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、歯周病、便秘、痔などを発症します。このような状態が5〜10年続くと、がんが発生します。同時に起こる副交感神経抑制によるリンパ球の減少は、免疫力を低下させて風邪などのウィルス性疾患に罹りやすくなり、がん細胞への監視が手薄になります。この状態から脱却するには、副交感神経を刺激して血流を促進するプロスタグランディン産生を促し、血管を拡張する必要があります。しかし、現代医学ではプロスタグランディンがもたらす一時的な腫れ、痛み、血管透過性の亢進、熱などに対し安易に対症療法を繰り返してきました。消炎剤、鎮痛剤、ステロイド剤などの長期使用はプロスタグランディンの生体での合成を阻害して酸化ステロイドの沈着をもたらし、疾患を進行させ慢性化させる悪循環を招いています。
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舌苔(ぜったい)とは、舌の表面に付着した白または黄褐色の苔のようなものです。上皮細胞やリンパ球などから成り、細菌に分解されると悪臭を発するため、この舌苔が口臭の原因になっていることも多いのです。慢性胃炎のときは汚れた厚い灰白色の舌苔になり、熱性疾患のときは厚い褐色の舌苔になるなど、健康状態をあらわすバロメーターにもなっています。舌苔は、唾液の分泌が少なくなる中・高年者に発生しやすいのですが、健康な人でも二日酔い、高熱、夜更かし、激しいスポーツなど一種の脱水状態になった時に舌苔を生じる場合があります。クマ笹抽出液は、冷水やお茶でうすめて飲むことで、口腔内粘膜を保護、保湿をすることができます。また、クマ笹抽出液は動物実験により、ストレスが体に与える影響を軽減する働きが認められています。この作用も口臭を軽減する上で、重要な役目を担います。
クマ笹の消臭効果の中心は葉緑素であると考えられますが、マスキング(口臭より強い香りで口臭を隠す)ではなく、葉緑素には化学的消臭作用があり、そのメカニズムも明らかになっています。例えば含硫悪臭物質のメチルメルカプタンは水溶性葉緑素(クロロフィリン)の触媒作用によって不揮発性のジスルフィドに変わり、においが消えます。クマザサに含まれる鉄クロロフィリンは消臭効果が高いことが証明されています。
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ところで、自律神経ってなに?
神経には、私たちが自分の意思で手足を思うように動かす時に使う随意神経と、血液循環、消化・吸収・排泄、内分泌、生殖など生命を維持してゆくとき、生体の様々な機能を無意識的に調節する神経である自律神経(不随意神経)があります。自律神経は内臓、血管、リンパ節など広く分布している神経で、交感神経と副交感神経からなり、シーソーのような相互作用を及ぼしつつ働きます。「頑張り、緊張」モード(戦闘モード)の交感神経は、神経末端と副腎髄質から分泌されるアドレナリンを介して、白血球の中の顆粒球(寿命2〜3日、細菌の感染に備える、54〜60%が理想的)を支配します。もう一方の「消化吸収・排泄」のリラックスモードの副交感神経は、神経末端から分泌されるアセチルコリン・ノルアドレナリンを介してリンパ球(寿命1週間以上、35〜41%、2,200-2,800/マイクロ・リッターが理想的)を直接支配することが、新潟大学医学部安保徹教授のグループによって明らかにされました。これが自律神経による免疫の支配、つまり安保免疫理論と呼ばれるものです。
ストレスと顆粒球の増加
安保免疫理論ではストレスによって交感神経の過度な興奮が起こり、これによって顆粒球が異常に増えてしまい、種々の疾患の原因になるとされています。顆粒球(好中球が主)は骨髄で造られ、末梢血に入り活躍します。顆粒球の細胞核は分葉しており、すでに死(アポトーシス)につつあります。顆粒球の細胞質内にはミトコンドリアも豊富で活動的です。原始的アメーバー様のマクロファージと似ていますが、顆粒球はマクロファージからさらに進化して、細菌類を飲み込んで処理することに特化した細胞です。しかし、この顆粒球は進化の歴史から見れば、かなり新しい細胞です。魚類から両生類、爬虫類への生物進化の過程で大いに発達しました。それは陸上で活発に運動することと、水分の再吸収のために大腸が発達したことから、外傷や大腸に住みつく細菌感染から体を守る大切な役割を持つからです。しかも、酸素呼吸によって必然的に生み出される有害な活性酸素を逆手に取って、細菌と戦う武器にしています。しかし同時に、負の面も持ち合わせています。長時間労働、悩みなど心身のストレスが多い現代社会では、交感神経・顆粒球過剰の状態が数ヶ月・数年と長期間持続しがちです。過剰な顆粒球は、わずか数日の寿命がきて死滅する際、消化管粘膜やそれ以外のところで大量の活性酸素とエラスターゼなどの酵素をばらまきながら死にます。その数は計算上10の10乗つまり100億個もの顆粒球が毎日死滅し、およそ10グラムの重さに相当しますから、大変な量です。
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ドライアイとは、涙の量の減少や質の悪化で黒目(網膜)や白目(結膜)が乾燥してしまう疾患です。視力低下の原因となり、頭痛、肩こりなど、さまざまな眼精疲労を引き起こします。現在、国内の患者数は自覚症状のない人も含めると、推定で最大2200万人と、急増しつつある疾患です。 ドライアイは、以下に紹介する様々な原因によって起こります。涙は、目を保護する「膜」の役割を果たしていますので、涙が減ると目が傷付きやすくなり、ドライアイの諸症状をもたらすのです。 ● テレビ、読書、コンピューター機器などの長期使用による目の酷使 ● エアコンなどによる部屋の空気の乾燥 ● 不規則な夜型の生活 ● 偏った食生活、ストレス、加齢など 現代人なら誰でもかかる可能性のある、目の生活習慣病「ドライアイ」。予防のポイントとしては、以下の通り、涙の蒸発を抑えることが最も大切です。また、目を温める(入浴時に3分間蒸しタオルを目にあてるなど)ことも、涙の質を高める方法として効果的です。 ● テレビやパソコンの画面を下向きに配置する。● 室内に観葉植物を置く(加湿効果) ● エアコンの送風の目への直撃を避ける。室内の過剰な除湿にも注意。理想の湿度60〜75% 毛細血管から流れてきた血液は、目の涙腺の中に入り、ここで血球と分離して涙となります。涙は、涙腺から排出管を通って角膜の表面に流れ、栄養・酸素を供給したり、洗浄・殺菌をして角膜を保護したりしています。ドライアイの原因の一つに、目の毛細血管の目詰まりによって血流が悪くなったことが考えられます。目の毛細血管は細くてもろいので、老廃物 や コレステロールで目詰まりを起こすと、血流が止まり、必要な栄養素が届かなくなります。そして、この状態が続くと目に様々なトラブルが発生し、視界が 「見えづらい」 状態になってきます。「糖尿病」「高血圧」そして「動脈硬化」などがあると、網膜の血管が傷み、破れるようなことがあります。 クマ笹抽出液に含まれる葉緑素には、血液中のコレステロール値を下げる効果があることが確認されています。また、椙山女学園大学教授・並木和子先生の実験で、クマ笹抽出液を1日3回服用した人(血圧高めの方)の血圧を48時間にわたって観察したところ、最高血圧も最低血圧もしだいに下がっていくという結果が出ています。これはクマ笹抽出液の持つ、活性酸素除去作用、血小板凝集能の正常化などの血液サラサラ作用によるものだと考えられます。また、クマ笹抽出液には抗ストレス作用もありますので、生活習慣病の源流にあるストレスに対する効果も期待できます。 目は紫外線を受けると、活性酸素が発生します。この活性酸素が、目の毛細血管や動脈を酸化させ、血管をもろくしたり、血管の内部を狭くしたりします。目のトラブルをケアするには、血管の目詰まりを溶かすと同時に"活性酸素対策"を行う必要があります。 紫外線を浴びると発生するヒドロキシルラジカルは、活性酸素の中で最も酸化力が強く、注意が必要です。生物ラジカル研究所の平松緑先生の実験により、クマ笹抽出液にはこのヒドロキシルラジカルの消去作用があることが確認されています。
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明らかになった「仮面高血圧」のリスク! -クマ笹の血液サラサラ作用でリスクを減らす- 血圧は、測定する場所や時間帯などで大きく変動します。以前は、医療機関で測った「外来血圧」で「正常血圧」と「高血圧」の2つに大きく分けられていましたが、家庭用血圧計の普及に伴い、さまざまなタイプがあることがわかってきました。血圧は、「外来血圧」と自分で測る「家庭血圧」で、大きく右の4つに分けられます。白衣高血圧とは、家庭血圧は正常なのに、外来血圧が高くなるタイプです。医療機関で高くなるのは緊張によるストレスの為と考えられています。すぐに治療する必要はありませんが、白衣高血圧の約3分の1は、将来本当の高血圧に移行するといわれているので、経過観察が必要です。 「病院で血圧を計ったら正常だった」「健康診断では問題なかった」と安心し、気にもしていなかったが、実は「仮面高血圧」だったという人が最近多いのです。「仮面高血圧」とは気付かず放置し、発見が遅れてしまうと、結果的に脳卒中や心筋梗塞になる危険性が高まります。最近の研究では、「収縮期血圧」の平均値が2mmHg上がるだけで、心筋梗塞の死亡リスクが約7%、脳卒中の死亡リスクが約10%も高まることがわかっています。外来血圧が正常であるため見逃されやすい「仮面高血圧」は、通常の高血圧以上に用心が必要だと言えます。 <仮面高血圧の種類> ● モーニングサージ型…睡眠中の血圧は正常ですが、目覚める頃から急上昇し、その後再び正常血圧に戻ります。動脈硬化によって、血圧をうまく調節できなくなることが原因です。 ● 夜間高血圧型…血圧が高い状態が睡眠中から朝まで続き、その後正常血圧に戻ります。心不全や腎不全のある人、自律神経障害のある人、睡眠時無呼吸症候群の人に多いといわれています。 ● 職場高血圧…夜間や早朝の血圧は正常ですが、昼間仕事をしている間に血圧が高くなります。仕事による精神的なストレスに疲れなどが重なることが原因です。
血圧は、加齢のほかに、遺伝的要因や肥満、ストレス、塩分の取りすぎや運動不足などの生活習慣が重なることで高くなります。この内、自分で改善できるのは肥満や生活習慣。右の図は肥満と生活習慣を改善することでどれくらい収縮期血圧の低下が見込めるかを示した表です。特に減量は効果的で、10kgの減量で平均約12mmHg下がりました。10kgとまではいかなくとも、体重を1kg落とすだけでも血圧を下げる効果があり、平均で約1.7mmHg下がるという報告もあります。 |
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昨夜、自分が書いた詩を読み返したくてブログを開いてみたらなんと、サ−バーのエラーで見れなかった。朝にもう一度開いてみたが、やはり英語でエラーと出ていた。朝の7時になって、薬剤師の家に電話をかけ尋ねてみると、ひょっとしたら数日前から見れなくなっていた可能性があると言っていた。そして、今まで書いた文章が復活しないかもしれない危険性も教えてくれた。1年以上ほとんど毎日書いてきたものだから最初すごく大事なものを失ったような気がしていたが、今こうして1日を過ごし、心地よい疲れの中にいると、過ぎ去った日々を惜しむのに労力を使っても仕方ないような気がしてきた。その日その日を精一杯生きてきたが、その日その日はもう戻っては来ない。明日しかないのだから、明後日になるまで明日を精一杯生きようと思った。 |
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ストレス⇒交感神経優位⇒顆粒球の増加⇒粘膜(臓器・細胞膜・ホルモン受容体・免疫システム)の破壊によって引き起こされる臓器や器官の障害と疾病の関係です。交感神経優位と顆粒球の増加による疾病発生のメカニズムが注目されます。しかし本来、悪玉ストレスが引き起こす現象とは、交感神経、副交感神経を含めた自律神経全体の不調やアンバランスによって免疫系を中心とした生理作用のかく乱が起こること、つまり恒常性(ホメオスタシス)の乱れのことを指しているのです。
自律神経をコントロールしているホルモンとして、副腎から分泌されるアドレナリンとノルアドレナリンがあります。アドレナリンもノルアドレナリンも「闘争か逃走か」のホルモンとも呼ばれ、交感神経を興奮した状態にして、動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった状態、つまりストレス応答を全身の器官に引き起こします。ライオンのような攻撃型の動物はノルアドレナリンが多く、ウサギやモルモットのような受動型の動物はアドレナリンが多い傾向にあります。人間においても外交的な人はノルアドレナリン型、内向的な人はアドレナリン型に分類できます。内向的な性格の人はさまざまな怒りをどちらかというと自分に向ける傾向が強く、ストレスをため込みやすい傾向にあり、ストレスに弱いタイプといえます。一方、ノルアドレナリン型の人はストレスを上手に処理する力があり、ストレスに強いタイプといえますが、怒りを外に向けるタイプなので、外にストレスを撒き散らし、他人にストレスを与えることが多いようです。 |
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紫外線は、波長の長さによりA・B・Cの3種類に分けられます。波長が長めのA波は皮膚の奧、真皮内部にまで到達します。肌のハリや弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを破壊し、しわをできやすくします。中間波長のB波を浴びると皮膚の表皮の下あたりにまで到達します。紫外線からカラダを守るために表皮の下にある色素細胞が活性化し、メラニン色素が作られて、シミなどの原因となります。また、最も波長の短いC波は殺人光線とも呼ばれる強力なものです。しかしオゾン層にさえぎられて地上まで届く事はありません。もしオゾン層が破壊されると地上にも降り注ぎ害を及ぼす事になるので、オゾン層の破壊が心配されています。 Q.では日焼け止めに良く書いてあるSPFとかPAというのは何ですか? A.SPFとはSun Protection Factorの略で、紫外線Bを防ぐ(シミ対策)強さを表します。数値が大きいほど高い効果がありますが、かぶれを起こしやすくなります。通常、夏の海辺で日光浴をした時、何も塗らないと20〜25分で肌は赤くなり始めますが、たとえばSPF40の日焼け止めなら、きちんと塗って20〜25分×40倍で約13〜16時間、日焼けをするのを防ぐことができます。 PAとはProtection grade of uv-Aの略で、紫外線Aを防ぐ(シワ対策)強さを(+)で表しています。(+)の数が多いほど高い効果があります。 紫外線対策は日焼け止めやサングラス、日傘、帽子などで直射日光を浴びないようにすること以外に方法はありますか?
A.体の外側の対策だけでなく、体の中からのケアが必要です。紫外線より発生する活性酸素はシミの原因であるメラニンを増加させたり、ハリの元であるコラーゲンやエラスチンを破壊させることで肌の老化をすすめてしまいます。これら原因である活性酸素を除去するためには緑黄色野菜など、色の濃い野菜を食べて、抗酸化物質をとることがです。また、肌の健康に良いコラーゲンを取り入れるのも良いでしょう。
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ストレスって何だろう? 現代はストレス社会だといわれています。職場や学校のストレス、人間関係のストレス、ストレス性の様々な病気などなど、ストレスという言葉が日常会話の中でも頻繁に出てきます。しかし「ストレスとは何ですか?」と聞かれて正確に答えられる人は少ないかもしれません。私たちの身体はさまざまな外部環境が変化しても、身体の中の生理反応を一定に保とうとする働きを持っています。これを身体の恒常性(ホメオスタシス)と呼びます。この恒常性を乱そうとする要因の事をストレッサーといい、ストレッサーの影響を受けた状態の事をストレスといいます。しかし、近年では医師などの専門家でもストレッサーとストレスを同義として扱う事が多くなったので、以後は「ストレス」という言葉に統一してすすめることにします。 3種類あるストレス ひとくちにストレスといいますが、ストレスには大きく別けて3種類あります。第一は物理的ストレスで、暑さや寒さ、湿度、騒音などのことです。第二が生理的(身体的)ストレスで、けがや手術、疲労や病気、渇きや空腹などです。最後が心理的(社会的)ストレスで、職場や学校、家庭での人間関係の悩み、経済的不安、仕事や勉強の挫折感などのストレスです。現在一般的にストレスといった場合はほとんど心理的ストレスを指す場合が多いですが、この3種類のストレスはお互いに密接に関連している事を忘れてはなりません。 善玉ストレスと悪玉ストレス?
ストレスというと一般には全て悪い事と考えられていますが、実は私たちはストレスがあるから生きているともいえるのです。ストレスとは別の言い方をすると、自分はこうありたいという望ましい肉体的、精神的状態と、そうではない現状とのギャップのことともいえます。さらにいうと、現状を乗り越えて望ましい状態になろうとする意欲にともなうものがストレスであり、生きる力となるものでもあります。完全なストレスフリーとは肉体的にも精神的にも何の欲も希望もなくなった状態のことで、これはつまり死ということと同じ意味になります。また、ストレスには良いストレスと悪いストレスがあり、善玉ストレスと悪玉ストレスともいわれます。善玉ストレスの代表的なものは適度な運動などで、運動による負荷が血流を促進したり免疫活性を上げたりして運動後には爽快感をともないます。反対に悪玉ストレスとは生理的、精神的な不快感をともなったり、病気の原因となったりするストレスのことです。しかし、ストレスはその種類に関わらず、過剰、適度、過小などのストレスの程度によっても善玉となったり悪玉になったりします。また、一人ひとりが備えているストレスに対する生理的、精神的なストレス耐性も大きな要因となっています。
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メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人と、そうでない人の死亡率にほとんど差がないことが分かった。自治医科大学の石川講師が1992年から1995年に全国の2176人を追跡調査して結果をまとめた。メタボリックシンドロームの人はそうでない人に比べて1.09倍の死亡率で統計上は同じだったと言うことだ。日本人はアメリカ人のように心臓病で死ぬ人が少なく、ガンで死ぬ人が多いからと推測される。要は国やマスコミに躍らされずに、自由に生きろってことだ。 |
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Q、もしもし、梅雨になるとひざが痛いのですが、私だけですか? A.いえいえ、ひざの痛みや腰痛などを訴える方は多いですよ。昔から「雨が降ると古傷が痛む」とも言いますから。 Q.どうして梅雨と関節の痛みが関係するのですか? A.それは気圧の変化が関係していると言われています。雨が降る前、低気圧や前線の接近で気圧が急激に下がると、カラダを外側から押す力(気圧)とカラダを内側から押す力のバランスが崩れ、神経が圧迫されて痛みが起きると考えられています。また、静脈に 血液がうっ滞して、むくみやすく痛みを感じることもあります。 Q.予防法はありますか? A.梅雨前線や台風が近づいてきたら気圧や気温が急激に変化します。そんな時には外出を控えたり、ひざのサポートなどでいつもより暖かくすると良いでしょう。 また、入浴や温かい飲み物などでカラダの内側から温め血流を良くすると、痛みの予防に役立ちます。 相談No.02 Q.もしもし、梅雨の季節はどうも、足や顔がむくみやすいのですが、どうしてですか? A.それは雨が降ると湿気が多くなることが原因です。 湿気が多くなると、カラダからは汗などの水分が外に出にくくなります。よって、カラダの中には余分な水分が滞ってしまい、それがむくみとなります。 このむくみが神経を圧迫し、昔の骨折のあとや関節を刺激して、痛みを訴える方もいます。また、手や顔にはれぼったさを感じることもあります。 Q.予防法はありますか?
A.水分を少し控えること。また、カラダを温めることや軽い運動をして、余分な水分の排泄を促すこと。東洋医学では昔から腎の機能を高める漢方薬を使って、むくみをとる方法が使われています。
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現代社会は"ストレス社会"ともいわれており、総理府の調査によれば、全体の55%の人が「精神的疲労やストレスを感じている」との報告もあります。では、残りの人はストレスがまったくないのかというと、そういうわけでもありません。中には、ストレスが溜まっているのにそれを感じられず、自分の感情を言語化できない「失感情症」といわれる人がいます。「失感情症」は心身症や依存症、心的外傷後ストレス障害の人によくみられ、先進国のストレス社会を中心に広がりつつあります。 「失感情症」とは、その名の通り、感情を失った状態、つまり、ストレスが溜まっているのにそれを感じられない、また感じていても言葉に出てこないといった状態です。周囲から見ると、「こんなにはっきりとストレスがあるのに、どうして本人が自覚できないのだろうか」と思うような人や、本人と話をしている中で「どうも気持ちが伝わってこない」という違和感で分かります。このような人は、心の中に溜まったストレスから身体の病気になってしまうのです。 体温や血圧を一定に保ったり、消化や吸収などの働きを調節する機能がストレスによって乱されることがあります。すると、体の中の弱い部分に様々な病気が起こったり、すでにかかっている病気が悪化する危険性があります。このように、ストレスの影響で病気や体の不調が起きた状態を「心身症」といい、失感情症の人に多いとされます。左のような症状がある場合は、自分がストレスを溜め込んでいないか考えてみる必要があります。 失感情症の人を周りから見ると、真面目、働き者、責任感が強いなどの特徴があります。気持ちよりも身体に反応がでやすいので、知らず知らずのうちに溜まったストレスによって心身症になってしまうのです。このような性格の人は、ストレスがかかった時に身体にどんな反応が出るのか知っておくことが大切です。それが心身症の予防にも繋がります。 「心身症」の治療では、できるだけリラックスし、ストレスを軽減させることが重要です。
でも、そんな事を言っても出来るわけがありません。だから漢方薬のハーブ効果が有効なのです。
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4月も中旬に入り、暖かい日差しが心地よい季節となってきました。しかし同時に、シワ、シミ、皮膚がん、白内障などの原因となる紫外線も、桜前線が通過するころから増加しはじめます。とくに肌が弱い方やアトピーの方は紫外線の影響も受けやすい肌になってしまっていますので、注意が必要です。4月、5月は晴天の日が多いこともあって、紫外線を結構、浴びているものなのです。「夏はまだまだ」と油断して思わぬお肌のトラブルを引き起こさないためにも、この時期から紫外線対策をする必要があります。地上に降り注ぐ紫外線。最も破壊力が強いUVCは波長が短いため地上までは届きませんが、波長の長いUVA(色素沈着をつくるもとになる紫外線)とUVB(赤くヒリヒリした日焼けをつくる紫外線)はオゾン層を通り抜けて地上にまで降り注いでいます。皮膚にはもともと紫外線から身を守る機能が備わっています。色素細胞がつくるメラニン色素がそれで、紫外線や太陽からの赤外線も吸収する機能を持ち、皮膚への害を防いでいるのですが、紫外線を過度に浴び続けるとさまざまな病気を引き起こす原因になるのです。紫外線を浴びるとシミやシワなどが現れ、皮膚の老化が進行しますが、これには活性酸素が関わっています。紫外線を浴びると皮膚に活性酸素が発生し、皮膚を構成する脂質を酸化させて過酸化脂質をつくりだします。ここに紫外線を吸収したメラニン色素が集合すると、シミをつくる原因となるのです。また、皮膚の弾力をつくるコラーゲンや線維組織のエラスチンなども、紫外線を浴びると酸化して変性するため、弾力が失われてシワができやすくなります。 紫外線は目に与える影響も大きく、目の充血や、ひどい痛みを伴う雪目と言われる角膜炎や白内障の危険因子になると言われています。紫外線を浴びて活性酸素が発生すると、目の水晶体を構成するヒアルロン酸が変性して、白内障を発症しやすくなります。また、陽射しの強い日に直射日光を浴びると、活性酸素の影響で結膜が傷つき、目のかゆみや痛みを感じたり、ものが暗く見えたりすることもあります。
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口腔アレルギー |
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野菜や果物など原因となる食べ物が口腔粘膜に直接接触することで生じるアレルギー反応が、シラカバを中心とした花粉症の患者さんに見られます。原因となる食べ物を食べると、15分以内に唇の腫れ、舌やのどに痛み・かゆみ・不快感を感じ、時に、舌・のどの腫れを起こす病気です。基本的には、口の周りにアレルギー症状が出るのですが、時に、その症状が、目や鼻に広がったり、吐き気、腹痛や下痢などの消化器症状が出ることもあります。また、重症の場合は、喘息発作やショックなどのアナフィラキシーを起こすことがあります。 口腔アレルギー症候群の原因としては、食材、特に果物や野菜と言われています。花粉症の人が口腔アレルギー症候群を引き起こしやすいのは、花粉と果物や野菜に含まれるアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)が共通しているためです。特に、果物でアレルギーが出る場合は、ゴムの成分であるラテックスに対するアレルギーをよく合併します。
対策としては、まず、原因と考えられる食べ物の摂取を避けることが最も重要です。症状が重い場合は救急的に医療機関で受診し、喘息発作やショックに対する対策が必要になることがあります。薬物治療としては、抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬や、ステロイド薬の内服を一定期間行う場合があります。
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日本医科大と独立行政法人森林総合研究所は、森林浴に免疫機能を向上させ、一定期間維持する効果があることを実証した。都市部の観光旅行に比べ、がん抑制などの機能があるナチュラル・キラー(NK)細胞の働きが活性化されるという。
同大の李卿講師らは、35〜56歳の男性11人を対象に、昨年5月に名古屋市などを巡る旅行を、同9月には長野県上松町で森林浴を行う旅行を、いずれも2泊3日の日程で実施。旅行前後に参加者から採血し、それぞれ人工的に加えたがん細胞を、血液中のNK細胞が減らす割合を調べた。観光旅行では旅行の前後でがん細胞を減らす割合に変化は見られなかったが、森林浴では、がん細胞を殺す割合が、旅行から1日後は43%、2日後は56%、1週間後は45%それぞれ上昇した。
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アスピリンなどの鎮痛剤をほぼ毎日服用する男性は、全く服用しない人に比べ、高血圧になる危険が3割増えるという調査結果を、米ブリガム・ウイメンズ病院などの研究チームが米医師会の専門誌「内科学アーカイブズ」(電子版)に発表しました。当初は高血圧の症状がなかった50〜70代の男性1万6031人を対象に健康状態を2〜4年間追跡した結果、1968人が高血圧になっていました。鎮痛剤を週6日以上服用した人に着目し分析したところ、アセトアミノフェンでは34%、アスピリンでは26%、その他の非ステロイド系抗炎症剤では38%、服用しない人より高血圧になりやすくなっていました。また、いずれかの鎮痛剤を週に15錠以上服用した人は、高血圧になる割合が48%も高くなっていました。女性については、既に鎮痛剤の常用で高血圧が20〜35%増えるというデータが出ています。研究チームは「鎮痛剤が血管の柔軟性に影響を与えるためではないか」と推定。アスピリンには心臓発作などの予防効果があるが、「注意して使うべきだ」と指摘しています。
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「夫の口臭を感じることがある?」ある調査によると、ご主人の口臭を感じると答えた奥さんは8割を超えるという結果が出ました。口臭は身近な大問題なのです。口臭は歯周病や虫歯・内臓疾患といった病気の症状として現れるだけでなく、健康な人でも体調・生活慣習等の生理的原因により一時的に生じることがあります。このような生理的口臭には唾液不足による口内の乾燥が深く関係します。まだまだ乾燥が続くこの季節こそ口臭が発生する可能性があり、注意が必要なのです。 私たちの口の中は、常に唾液で保たれています。唾液には食べたものの消化を助けるだけでなく、口の中の洗浄や殺菌など、口内環境を一定に保つ重要な働きがあります。生理的な要因に加え、食生活の乱れ、心理的ストレスや加齢などによって唾液が不足すると、唾液が本来持つ殺菌作用が失われ、口の中の衛生状態が悪化。口腔免疫力の低下を招きます。また、唾液が不足するとバクテリアが繁殖しやすい状況になり、これが口臭の原因となる場合があるのです。 唾液が不足している口の中はどのような状態なのでしょうか。口内の環境を測る指標のひとつ、pH(ペーハー:酸性、アルカリ性を測る指標)は、口臭発生のメカニズム上、非常に大きな条件となります。その理由は、口臭を引き起こすバクテリアは、酸性の環境で活動が活発になるためです。口の中のpHは通常、ほぼ中性(平均pH 6.8前後)に保たれています。飲食物などによって口の中が酸性やアルカリ性に傾くと、唾液の働きによってすぐに中性に戻ります。しかし、この唾液が不足すると口の中が酸性に傾き、すっぱく感じるようになります。このような環境ではバクテリアの活性が高くなるため、口臭が発生します。一般的に唾液のpHは4.5〜7.5を示し、6.5〜7.5までが青信号、5.5〜6.0が注意信号、5.5〜4.5が赤信号です。pHが5.5より低くなると歯が溶け出してしまうので、口臭が発生するばかりでなく、虫歯や歯周病も進む事になります。唾液のpHは立派な健康のバロメーターなのです。
口臭でお悩みの方はガムや飴をよく使われます。ところが、ガムや飴で口臭を抑制するのは「マスキング」と呼ばれ、口臭より強い香りで口臭を隠すということです。口臭の原因物質を取り除いているわけではないので、根本的な解決にはなりません。また、ガムや飴などを時間に関係なく食べると、口の中が常に酸性に傾いた状態が続くため、口臭を起こす嫌気性菌が活発化する環境になり、口臭が起こりやすくなるのです。
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錆びて乾燥して、硬くもろくなってゆく身体
私たちの身体は若いころのピークを境に、徐々に老化して機能を失っていきます。老化のプロセスとは新陳代謝低下のプロセスともいえますが、これと同時に身体は活性酸素によって錆び、膜機能の低下で保水力を失って乾燥し、これらによって硬く、もろくなるという現象が全身に見られるようになります。総延長10万キロといわれる血管もその例外ではありません。実年齢より若く見える人はいても、50代を過ぎて20歳前後の肌を持つことは不可能です。これと同じように、誰の血管も程度の差こそあれ、加齢とともに硬く、もろくなっていきます。これが動脈硬化で、このような血管内では、血管内皮細胞が破壊されやすく、血液が破壊された血管内皮細胞の下層にあるコラーゲンに接すると、まず第?]?U因子が活性化され、12種類ある血液凝固因子のドミノ倒しが引き起こされやすくなります。実際、中高年の身体を最新の検査装置で調べてみると、例外なく誰でも微小な梗塞を全身に持っていることがわかってきました。程度の差こそあれ、中高年になれば誰でも脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化や高血圧をはじめとする循環器系の疾患、慢性的な血液循環不良によって引き起こされる慢性的な臓器機能不全などを引き起こす確率は高くなります。
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日本人の3人に1人が苦しんでいるといわれる、花粉症を始めとしたアレルギー疾患。日本人のおよそ7割がアレルギーを起こしやすい遺伝子をもっているとされ、最新の調査では、患者の数が増えているばかりか、発症年齢が低下していることもわかってきました。こうした深刻化するアレルギーには、中国から飛来する黄砂の増加が拍車をかけているという研究があります。 なぜ黄砂がアレルギーを悪化させるのでしょうか。アレルギーは身体を守る免疫の過剰反応によって起こります。花粉などの異物(アレルゲン)が体内に入ってくると免疫細胞の一種であるB細胞が抗体を作って攻撃します。何度も大量のアレルゲンにさらされることで抗体が過剰にできるとくしゃみや鼻水などの症状を引き起こすのですが、こうした抗体の増加が黄砂を吸い込むことでも引き起こされることがわかってきたのです。昨年、大分県立看護科学大学の市瀬孝道教授(環境毒性学)らが、スギ花粉の成分に微量の黄砂を混ぜてネズミの鼻に入れ影響を調べました。その結果、花粉症の引き金になる抗体の量が大幅に増え、鼻の粘膜に強い炎症を起こすことがわかりました。市瀬教授は「日本の黄砂は韓国と比べて細かく、肺に入りやすい。微量でも吸い込むと花粉症やぜんそくなどが悪化する可能性があり、マスクで防ぐ必要がある」と指摘しています。
スギやヒノキの花粉が最も飛散する時期と黄砂の時期がほぼ一致する3月中旬から5月初旬にかけては、花粉症の患者さんには悪条件の重なる季節となります。クマ笹抽出液は抗炎症作用、粘膜保護作用などによって、のどの粘膜を守ります。
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脳梗塞を引き起こす血栓は30歳代から次第にできるようになり、40歳代以降ではほとんどの人にごく小さな梗塞がみられるといわれています。その結果、もの忘れ・手足のしびれ・肩こりなどが症状として現れますが、そのままにしておくと重大な結果を招くことにもなりかねません。しかし、初期の段階では梗塞はごく小さいため症状も現れないか、とても軽度です。これを「隠れ脳梗塞」と言いますが、そのまま放置しておくとやがて梗塞 は大きくなり、より強い障害を残すような大きな脳梗塞につながります。日本人の死亡原因の第一位はガンですが、実は脳卒中などの脳疾患と心筋梗塞などの心疾患といった「血管の病気」で亡くなる方の数もガンに匹敵し、4人に1人はこの病気での死亡です。これら血管の病気の中でも特に血管をつまらせる「血栓」が時として重大な結果につながります。そこで最近注目されているのが血栓を溶かしてくれる酵素です。中国では血栓予防の医薬品として実績もあります。
1ヶ月分 9975円
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「血液」は健康の基本です。血液は体中の地球2周半もの血管を約50秒でめぐっています。この血液をドロドロにするのもサラサラにするのも私た酸素や栄養を細胞へ運ぶ「ちが毎日食べる食べ物です。
血液をサラサラにするのに効果的な食べ物は野菜と魚。野菜の血液サラサラ効果の持続時間は約7時間、魚の血液サラサラの持続時間は約24時間といわれています。血液サラサラ効果を持続させるためには、野菜は1日3回、魚は1日1回は食べたいものです。そんなには食べられない・・・という方には、血液をサラサラにするイチョウ葉や魚の油のEPA・DHAをサプリメントで補給するのがおすすめです。
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もう花粉に悩まない
花粉の季節がやってきました。原因はスギなどの花粉量の増加や、遺伝的な体質だけではありません。不規則な生活やストレスによる便秘・生理不順、食の欧米化などが関係しています。そこで最近では、食事を徹底して和食に改善するとアレルギーが劇的に改善するケースがあることなどもわかってきました。セルフケアの一番のポイントは、自分が何の花粉に弱いのかを調べて、やはり極力その花粉に近寄らない・近寄らせないこと。外出した後は衣服に付いた花粉を落として家に入り、必ず風呂に入りよく髪の毛を洗いましょう。そして、意外と効果的なのが「鼻うがい」。慣れるまでツーンとして痛いのです が、コップ一杯の水に一つまみほどの塩を入れるとさほど痛みを感じません。また、市販の鼻洗浄液を使っても良いでしょう。東洋医学的には五臓の「肺」に良いとされる食べ物、長ネギの白茎部や生姜のスープで症状が楽になるようです。また、日頃からEPA・DHAを含む魚や、野菜類を食べるように心がけると花粉症の反応を和らげるのに良いでしょう。シーアルパ100がおすすめです。
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立ちくらみの季節、春 春の陽気の高まりに精神疲労やストレスなどがたび重なると、情緒不安・のぼせなど精神面の症状や血圧の上昇などが起こりやすくなります。その反面、春になり暖かくなる事で、寒さで縮んでいた血管やその周りの筋肉の緊張が緩んでしまい、血液を心臓に戻す力が弱くなり、低血圧の症状やめまい・だるさなども起こりやすくなります。 春は、交感神経が緊張できずに血管の抵抗性が低下して血圧が下がり、朝礼で倒れる子どもや通勤電車で立ちくらみを起こす女性が増えて来るのです。 低血圧は、高血圧と違って命に関わる病気につながる事はまずありません。しかし、めまい、朝起きられない、動悸がする、立ちくらみがする、食欲がなく吐き気がするなど日常生活にも支障をきたす場合は改善策が必要です。 春は寒暖の変化に自律神経が素早く反応できないので、体は冷やし過ぎず暖め過ぎず。昇圧剤治療で血圧を上げても、低血圧の不快感が解消されるとは言えません。体全体の働きを調節してくれる漢方薬や健康食品を活用してみてはいかがでしょうか。 立ちくらみ予防3か条 ?@運動をして筋肉や心臓を鍛える。ふくらはぎの筋肉を強める事で血液の戻りが改善し、低血圧が起こりにくくなる。 ?A水分を多めにとり、食事をしっかりとる。体内の水分減少が影響して血圧が下がった時は、水分補給は血圧の回復を早める。血管や筋肉を丈夫にするにはアミノ酸が必須。 ?B漢方薬や医薬品・健康食品を活用してみる。 コエンザイムQ10は心臓や筋肉のエネルギーを作り出し、働きを高める。牛黄は全身の体調を整え自律神経を整えて、低血圧からくる不快感を和らげる。
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