頑固な便秘 70歳代 女性 2013・5・9
本人曰く「何をやっても満足しない。こんなに科学が発達してもお通じがスッキリ出るもんがないんじゃろうか?」だって。ありとあらゆる事をしたらしいが、当方の漢方薬は試していない。大袈裟に言うから、難しそうだったので、念のために1週間分だけ漢方薬を作って飲んでもらった。すると難産みたいにしてほんの少々出ていたのが、結構楽に、それも結構な量で出始めた。2週間後には「丁度いいから、薬を増やしたり減したりしないようにして頂戴」と言われた。余程気に入ってもらえたと思う。
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食べるとむかつく 40歳代 女性 2013・5・13
職場のもめ事のとばっちりを受け、食事をするとすぐに胃がムーとして吐き気を催しそこから食べれなくなる。こんな時に胃薬は無効だ。ストレスの漢方薬を作って飲んでもらったら翌日には治ってしまった。
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顔の湿疹 80歳代 女性 2013・5・16
顔面が真っ赤で痒いそうだが、医者の薬でもドラッグの薬でも治らないそうだ。前者は分かるがどうしてドラッグなんかで薬を買って使うのか理解できない。東京の結婚式に間に合うようにと頼まれた。何を飲んでも体に応える人らしくて、案の定翌日には胃がつかえると言ってきた。顔はどうと尋ねると「熱感がなくなった」と答えた。結婚式に行きたかったら勇気を出して、薬を信じて飲んだらと助言すると真面目に5日分飲んだ。すると痒みもかなり減って、見ても気がつかない程度に改善していて又今日、漢方薬を取りに来た。
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喉のつまり 60歳代 女性 2013・5・18
めまいの治療ばかりに目がいっていたが、それが改善されたら喉の詰まりが気になりだしたと言われたので、喉の詰まりの漢方薬に変えた。すると2週間でほぼ治ってしまった。心配だからもう2週間飲むらしいが、信頼関係が出来ると漢方薬も効きやすい。
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皮膚病と携帯 20歳代 女性 2013・5・23
本当に便利な時代になったものだ。郵送で困るのは皮膚病だ。余程うまく伝えてもらわないと処方が浮かばない。近畿地方に住んでいる若い女性が携帯で写した写真を数枚送ってきた。皮膚病変を写してくれているのだが、すぐに僕はどんな皮膚病か分かった。1週間分の漢方薬と塗り薬を送ったら、4日目にお礼のメールと写真が送られてきた。ほとんど治った状態で、メールでは皮膚病かどうか分からないくらいだった。
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爪周囲炎 70歳代 女性 2013・5・29
病院の処方箋を調剤し始めて、色々な質問を受けるようになった。門前薬局ならお医者さんに聞いてくださいというのが鉄則だろうが、ヤマト薬局の場合、漢方薬を大いに利用しているから、漢方でお世話することもあり得る。勿論お医者さんの処方を否定することはしないが。この方は爪水虫の診断を受けて、処方せんを持ってきた。勿論爪水虫もあるが、その日治したかったのは爪周囲炎だ。親指の回りが化膿している。患者さんは水虫と言われたのが気に入らなくて、爪の回りを漢方薬で治してと言った。爪水虫もあったので、そちらの薬も飲んでもらうことを前提に、周囲炎の漢方薬を作った。2週間後に内科の処方箋を取りに来たときにには完治していて、わざわざ手を見せて礼を言われた。
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アトピー皮膚炎 大学生 女性 2013・6・7
顔面と首が炎症を起こしていて赤くなり痒そうだ。とても素敵なお嬢さんで、こちらとしては少しでもストレスをとってあげたい。2週間分、煎じ薬と粉薬を飲んでもらった。パッと見には赤味はかなり収まっていた。当然痒みもそれに連れてかなり収まっている。2週間で半分くらいは良くなったのではと思われるからこれからが楽しみだ。
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のぼせ 60歳代 女性 2013・6・11
何でもないようだが、のぼせは結構本人はつらがる。あるトラブルで漢方薬を飲んで頂いている方が、最近のぼせて結構辛いと言われた。本来要望されていた症状がかなり治ったから、隠れていたものが出てきたのかもしれない。孫の子守もかなり苦痛らしい。1週間分のぼせの漢方薬を作って飲んでもらったら、2包目でどっと楽になったらしい。とても喜んでくれた。
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血液の癌 70歳代 男性 2013・6・13
血液の癌で余命半年から1年とご家族の方が教えて下さったような気がする。僕の聞き違いだと良いが。その方の抗ガン剤治療を如何に楽に受けて頂くかを考えて漢方薬を飲んで貰い始めた。入院中も家族の方が持参して飲んでいた。半年もう飲んで頂いているが、昨日ペットの検査を受けたら癌が見つからなかったといって礼を言われた。癌を標榜して漢方薬のお世話をするのは好きではないし、荷が重すぎるので頼まれた人だけお世話しているが、やはり本当の漢方薬(巷に溢れているのは売るためだけの漢方薬だ)を併用すると思いもかけない効果(現代医学的には説明できない)が出ることが多い。
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蕁麻疹 20歳代 男性 2013・6・15
ある日曜日に家にいると電話がかかってきて、息子さんが蕁麻疹を出して困っていると言った。今年就職して頑張っているらしい。1ヶ月位して母親が別の用事でやって来たからその後のことを尋ねたら、1包飲んで治ったきり2度と出なかったと言った。僕はその時にストレスを何とかごまかさないと慢性になるよと母親に言っていた。その後少しだけ早く寝るようにしたらしい。この一言を恐らく医者は言わない。だから慢性蕁麻疹の患者に移行する人が出てしまう。
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どもり 30歳代 男性 2013・6・19
「夢ならさめないで欲しい」とは、どもり症状がかなり改善されて言ってくださった言葉だ。人前で話さなければならない仕事に近いうちにつかれる。おまけに多くの人を導く職業だから、言葉のハンディーはご本人にも克服したいところだった。こうしてある方のある症状を治すことが、その方を通してもっと沢山の人を救うことになる経験を時々させて貰う。
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肺ガンによる咳 80歳代 男性 2013・6・22
肺ガンの手術後、咳が止まらなくてどこに出かけるのもマスクで完全防護だった。奥さんの漢方薬がよく効いているのをずっと見てきたから、私も治してくださいと言ってきた。漢方薬を2週間飲んでもらったら、何となく咳が減ったといった。2週間毎漢方薬を真面目にとりに来ていたが、3ヶ月目でもう全く咳が出なくなりマスクも止めた。これからは肺ガンの再発予防の漢方薬をずっと飲むことになった。
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掌蹠膿疱症 60歳代 女性 2013・6・25
手が痒いと言って入ってきたが、見せて貰うと恐らくそんなに痒くないだろうと思った。寧ろ、症状の割には痒くないのではないかと尋ねると、そう言えばそうかもしれないと言った。明らかに掌蹠膿疱症だが、医者からそうした病名は聞いていない。時々塗り薬を貰っているが改善しないようだ。母親の介護で牛窓に半年くらい留まるから、その間に少しでも良くならないかといって訪ねてきてくれた。2週間分ずつ3回でかなり良くなった。本人が「あまり分からないでしょう」と言うくらいだから十分満足してくれているものと思う。掌蹠膿疱症は最近の漢方処方でかなりの確率で効果が出せるようになった。
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背中の痛み 70歳代 男性 2013・6・27
市民病院の処方せんを持ってきて、調剤を待っている間に相談を受けた。数年、寝て起きると背中が痛くて、ベットから降りるのに四苦八苦するらしい。起きてからは次第に痛みは減ってくるが、それでも一日中ある程度は痛む。朝の痛みは血流がかなり関係しているから、血流を改善する漢方薬を作って飲んでもらったら、2週間後にはベットからスッと起きれると言っていた。これだけ治ったから、新聞に出ていた新発売のアリナミンにしてみようかと言う。この恩知らずと思うがそこは優しく「絞め殺すぞ」と言いたいのを抑えて「構わないけれど、100点を取ってからにしたら」と言うと、もう2週間分持って帰った。
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