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 相談 漢方 アトピー 栄町ヤマト薬局

 

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脊柱管狭窄症 女性 70歳代 2016・4・28
台所に立って家事をするのもままならず、痛い痛いというばかりだから息子さんが連れてこられた。少しの距離しか歩くことができずに、ペインクリニックに通って何とかしのいでいる。しかし思うように効果が上がらないから、御本人も漢方薬に期待してきてくれた。2週間分を2回飲みきったところで、息子さんが最近痛いという言葉を出さなくなったと教えてくれた。お母さん思いの方だから、思いが伝わってくれたのだろう。


逆流性食道炎 女性 40歳代 2016・4・27
数日前から、胸が焼けるようになり、喉に違和感がある。胃の辺りが不愉快。ストレスを感じやすい人だから、胃酸を多く分泌しているのは想像に難くない。逆流性食道炎の漢方薬を数日分作って飲んでいただいたら、翌日には治ったらしい。


脊柱管狭窄症 男性 50歳代 2016・4・26
糖尿の持病があるから、結構ハードな運動でダイエットを試みていた。重いものを持つ仕事でもある。半年くらい前から整形外科で治療を受けていたが悪化するばかりだった。僕はダイエットのための運動もよくないと考え漢方薬を飲んでもらうと同時に、運動を少し軽いものに変えてもらった。すると2週間でちょっと痺れが残るくらいで、あれだけ立ち仕事が辛かったのがなんともないそうだ。


しんどい 女性 30歳代 2016・4・25
話し声もしんどそうだったが、要求もとにかく体がだるいので、何とかして欲しいとのことだった。問診しても直接結びつくような病因はなかった。ただ見るからにリンパの流れが悪いように思えた。そこでリンパの循環をよくする漢方薬を1週間分飲んでもらったら、1週間で、こんなに効果が如実に現れる薬は今までなかったと評価してくれた。


蓄膿症 男性 30歳代 2016・4・23
1ヶ月前に風邪を引いたことがきっかけで蓄膿症になった。緑色の鼻汁が出て、目の上と下が腫れて痛む。病院で抗生物質などを処方されたが、下痢がひどくて飲めなくなった。そこで相談に来られて、1週間分漢方薬を飲んでもらった。腫れと痛みは全くなくなり、鼻汁も極端に減った。本人曰く9割治ったそうだ。後の1割のために5日分漢方薬を作った。


過敏性腸症候群 女性 30歳代 2016・4・22
15歳のとき教室でお腹にガスがたまり始めて、以来トラウマになり困っている。朝、昼の食後にお腹が過剰に反応する。肛門に違和感がある。イベントがあると必ず腹痛がし下痢を繰り返す。人前が怖い。人の視線が気になるなど、いつも緊張して過ごしている。2週間分の漢方薬で、人が変わったように積極的になり、お食事会に出席して楽しむことが出来た。


めまい 吐き気 女性 60歳代 2016・4・21
3月に突然めまいと吐き気に襲われた。病院で治療を受けたが、頭がくらっとして一瞬倒れそうになる症状が消えてくれない。だから毎日不愉快で不安だ。車の運転も怖くて出来ないからご主人に乗せて貰って来た。病院のめまい止めを呑む治療に疑問を持ったので訪ねて来てくれた。話を伺って僕は動脈硬化が原因だと気がついて、そのための煎じ薬を作って飲んでもらった。2週間で95%治ったそうで、念のため1週間分だけ又持って帰られた。


息苦しい 女性 60歳代 2016・4・20
肺がんで両葉の手術を受けた。おまけに心臓肥大でカテーテル手術も受けた。退院したが、息切れが激しく階段や坂道どころか日常のほとんどの動作がしんどい。折角手術してもらったが日常生活が十分に送れない。お嬢さんにつれられてきた。実年齢より20歳くらい老けて見えた。漢方薬を1ヶ月飲んでもらったら、日常生活のしんどさは随分と改善した。まだ階段などはしんどいが動けれるようになったので挑戦すると言っていた。


お腹の張り 女性 60歳代 2016・4・19
お孫さんの不登校で心労が続いている。この数ヶ月、食後にむかむかして吐きそうになる。げっぷと共に胃酸が上がってくる。お腹が張って苦しいけれど、おならが出てくれない。胸まで苦しくなる。逆流性食道炎の漢方薬とお腹の空気を整える漢方薬を飲んでいただいたら、4週間でほぼ完治した。念のためもう1回分作ってと頼まれたが、冷凍庫に保存して置いて安心代にするみたいだ。


腰痛 女性 70歳代 2016・4・18
右側尻たぶから大腿部にかけて痛みが走る。歩くたびに、右側に重心がかかると痛いから、ビッコを惹く。身長が4cm縮んでいる。煎じ薬と天然薬を飲んでもらったら2週間で、体重がかかったときの痛みが随分と軽減したので、踏みしめることが出来るようになった。ビッコを惹くのが他人に分からなくなったので、ストレスが減ったと喜んでいた。


うつ病 女性 70歳代 2016・4・14
末期がんの御主人の世話をしている上に、御自分が交通事故にあい入院した。退院してから、食欲が復活せずに5kgやせた。一日中からだがしんどくて、イライラしたり落ち込む。焦燥感でいても立っておれず歩き回る。相談に来たときは友人に連れてこられ、友人が片時も目を離さなかった。ろれつも回らずに、会話も成立しづらかった。2週間分を3回飲んでもらった時点で、相談された症状がほぼなくなり、今は片道1時間の距離を自分で運転してくる。笑顔も増えて、まるで別人だ。ちなみに女性は、心療内科で抗ウツ薬2種類、睡眠約2種類安定剤1種類、めまい止め1種類 精神用薬1種類飲んでいて会話時によされも流していた。岡山県のある薬局で漢方薬を飲んでいると先生に伝えたら、薬が何故か減らされた。

 


頭がもやもやする 女性 60歳代 2016・4・13
遺産相続で姉妹間でこじれて、出入り禁止を食らっている。目が覚めるとすぐに動悸が始まり、前頭部がもやもやする。恐怖感で食欲がなく、1ヶ月で6kgやせた。病院ではデパス、ミオナール、ドグマチールをもらって飲んでいるが一向に効かない。遺産相続争いのときに出す漢方薬を1週間分飲んでもらったら、一番消えて欲しかった「頭のもやもや」をはじめ他の症状も随分と楽になり、1ヵ月半ぶりに仕事にも行けた。


食べ物が飲み込みにくい 女性 80歳代 2016・4・12
2年前から、呼吸しづらい。食べ物を飲み込みにくい。急にやせた。喉が詰まった感じがする。外出しようとすると2から3回トイレに通う。食欲がわかない。話しづらい。過呼吸になった・・・・っで困っていて、隣の女性に連れてきてもらった。漢方薬を2週間分持って帰ってもらったら、4日目で急によくなったと喜びの電話をくれた。


寝返りもうてない痛み 女性 60歳代 2016・4・11
腰痛と頚椎症を、元々わずらっている人だが、年末から腰痛が激しくなり、寝返りも打てないくらいに悪化した。病院で治療を受けていたが改善しない。膝の裏が痛くなり、手も痺れが激しくなったので漢方薬を求めてやってきた。牛窓の方だから2週間分煎じ薬などを持って帰ってもらったら、2週間で寝返り自由の効果が出たと喜んでいた。首も治したいのでとやる気満々になり又漢方薬を持って帰った。 


尿のにごり 女性 70歳代 2016・4・9
前回報告したように、おしっこが出始めるときに絞るような痛みと尿の濁りがあるのに、抗生物質でアナフィラキシーショックを起こして入院して以来治療法がなかった女性。1週間分の漢方薬で痛みは消えたが、にごりは全く改善しなかった。そこで漢方薬で抗生物質のような働きをする薬草を飲んでもらったら、濁りが7割消えていた。尿検査をした息子も驚いていた。治療方法が見つからずに泌尿器科を転々として、漢方薬を処方してくれる医者の噂を聞いて息子のところにかかったらしい。夕食のとき息子に相談を受けたから、2人で処方を決めた。


腹痛 下痢 女の子 10歳代 2016・4・8
通学班にいやな子がいて、腹痛、下痢、むかむか、食べられない、眠りが浅い症状が続いた。近隣の病院では改善しなかった。1週間分の漢方薬で腹痛は半減、お通じは1回から2回ですむ、むかむかと食べられないのはほぼ解決。又1週間分漢方薬を持って帰った。


脈が早い 男性 60歳代 2016・4・7
この10年、仕事をすると脈が速くなり、すぐに疲れて続けて仕事が出来ない。呼吸が乱れて坂道など同年輩の人より遅れる。どす黒い顔色で鼻の所に血管がいくつも走っている。酒飲みの特徴だ。漢方薬を2ヶ月飲んでもらったら、脈は安定して仕事をしても生き苦しくなくなった。顔色も随分よくなって、血圧も下がったらしい。


頚椎症 女性 40歳代 2016・4・6
1週間前から激痛に襲われている。整形外科で頚椎症の診断を受けて牽引を行っているが全く改善しない。以前御主人の病気を漢方薬でお世話したことがあるので、御主人に勧められて来てくれた。2週間漢方薬を飲んでもらったら完治した。整形外科と漢方薬の両方を並行して治療された。


左側に向ける 女性 40歳代 2016・4・5
職場のストレスで、食べ物が二口しか入らずに、その後は苦痛でしかなかった方を漢方薬でお世話していた。ほぼ胃腸が治った頃ふと教えてくれた。以前は左側を向くことが出来ずに、車に乗るのも億劫だったのが、最近は十分左に首を回せるから、車を運転するのが憂鬱ではなくなったと。緊張を取る漢方薬を飲んでもらっていたのだが、胃腸だけでなく骨格筋も緩めてくれたのだろう。体調がすごくいいと喜んでくれている。


蓄膿と花粉症 女性 50歳代 2016・4・4
蓄膿症を繰り返し、抗生物質を飲みすぎたためカンジタ症になり、もう手がなくなっていた。臭いもほとんど感じなくなって生活の中で危険も感じている。花粉症もあり春を楽しんだことはない。昨年10月から漢方薬を飲んでもらっているが、冬の間に蓄膿症のほうがかなりよくなり、においもかなり復活した。春はステロイドのセレスタミンを飲まなければならなかったのに、今年は飲まなくても調子よく、春を楽しむことが出来ると喜んでいた。


 女性 20歳代 2016・4・2
小学校時代からの痔主で、常に脱出している痔と今回新しく出来た痔で困っている。痛みがあり出血も時にするらしい。便秘気味だから、治ることもできないし、新たなものを防ぐことも出来ない。漢方薬を1週間分飲んでもらったら、便秘が治り快調にお通じがあるから、痛みと出血が収まり、新しい痔はなくなり、古いのも少し小さくなったらしい。「よい身体にする」しか治療法はないと思い、その種の漢方薬を作った。身体の中でもっとも血液が流れにくいところだから、それを改善すれば体中よくなる。


偏頭痛 男の子 小学生 2016・4・1
今年の冬から偏頭痛を起こしていて、近くの医院で治療を受けていたが治らない。他の病院を紹介された時点で遠路訪ねて来てくれた。と言っても岡山県内の人だから1週間分だけ漢方薬を飲んでもらった。すると次第に収まって完全に治ってしまった。(途中インフルエンザにかかり漢方薬を中断したから、2週間で1週間分を服用)念のため今度は2週間分を作って持って帰ってもらった。ひょっとしたら完治かもしれない。一生偏頭痛持ちのままかとお母さんが心配されていたが、それは防げたかもしれない。何故なら僕が作ったのは頭痛薬ではなく彼の不自然な生活を正すだけの漢方薬だったのだから。


アトピー性皮膚炎 女性 10歳代 2016・3・31
大学進学のために東京に出て行った。本来持っていたアトピー皮膚炎が悪化した。顔、首、手足の屈曲部が炎症を起こしている。炎症でほてるのも気持ちが悪い。煎じ薬と漢方の粉薬、入浴剤を使ってもらうことにした。2週間でまず元気になったこと。あの不快だったほてりがなくなったことなどを報告してくれた。皮膚も次第にきれいになっているらしい。


痛風発作 男性 40歳代 2016・3・30
化学薬品を飲みたくなかったから、長年健康食品で尿酸値に立ち向かってきた。本人はまじめそうで熱心にやってきたのだが、元々健康食品で尿酸値が改善されるわけがないから、詐欺にあったのだ。健康と時間と金を返してもらう裁判でもしたほうがいいと思うのだが、根がまじめだからそんな発想はしないのかもしれない。慌てて病院に行ったが、炎症が激しいために?抗生物質しか出なかった。炎症が治まってから痛み止めと尿酸の薬をもらえるらしい。2本の杖で入ってきたからよほど痛むのだろう。病院の治療の邪魔にならないためには漢方薬しかない。煎じ薬を1週間分持って帰ってもらった。翌日電話があり、夜大量の汗を3度かいて、その後痛みがすっと消えたらしい。これからは病院を信じて、当たり前の治療を受けてくれるようにお願いした。


難聴 耳鳴り 女性 70歳 2016・3・29
とにかく元気にしてみようと、耳鳴りや聞こえにくくなった人の相談患者に、最近新しい考え方で取り組んでいる。従来は正に耳の処方を飲んでもらっていたが、年齢を重ねるにつれ、骨粗しょう症が起こり、骨髄による造血能力が落ちるのを何とか漢方薬でカバーしようと思ったのだ。このところ連続3人が、耳鳴りが軽くなり、聞こえも改善しているといってくれている。この考え方が結局老化による耳鼻科の悩みを解決できるのではと思っている。耳鼻科では治療法がないだけに、喜んでもらっている。


抗生物質が飲めない人の膀胱炎 女性 70歳 2016・3・28
もう何年も膀胱炎を繰り返していて、その都度抗生物質で治していた。ところが1月に抗生物質を飲んでアナフィラキシーショックを起こして呼吸困難になり救急車で運ばれ入院した。それ以来抗生物質を出してもらえなくなって相談に来た。漢方薬を1週間分作って飲んでもらったら、痛みと残尿感は消えた。治ったのかと思い病院に行き尿検査をしてもらったらまだ尿はにごり雑菌感染を起こしていた。雑菌も殺すことが出来るだろう処方を加えて又1週間飲んでもらう。


痛み止めが飲めない人の坐骨神経痛 女性 80歳 2016・3・26
腎臓機能が低下していて、医師から一切の鎮痛剤をもらえないから、ひたすら耐えていた。友人に紹介されて1年前から坐骨神経痛の漢方薬を飲んでもらっている。最初の数ヶ月は「少し楽」くらいの効果しかなかったが、根気強く続けてくれ今では「ほとんど痛いことがないから助かっています」に変わってきた。よく忍耐強く漢方薬を飲んでくれたと思う。薬剤師のお嬢さんを亡くした独居老人だが、自立志向が強いことと、薬剤師を信じてくれたことがよかったのだと思う。


腎臓機能低下 女性 70歳 2016・3・25
腎臓機能が半分に低下しているから気をつけてくださいと医師に言われてびっくりして相談してくれた。気をつけてくれといわれてどうすべきか指導もなかったらしい。腎臓は一方向(悪化)の病気だから何とか悪化の角度を平坦に近づける処方でお世話しますと約束した。10月から漢方薬を飲んでもらっているが数日前の検査で数値が改善したと喜んでいた。体調がいいからひょっとしたらと思っていたらしい。


潔癖症 女の子 6歳 2016・3・24
繊細なお子さんだが、それが度が過ぎると本人が生きづらくなる。確認作業がどんどん領域を広げてお母さんが心配になって相談してくれた。漢方薬を1ヶ月飲んでもらった辺りからその確認作業が減ってきた。大人になってからはかなり難治性だから今のうちに治すことができればいい。


知覚異常 男性 50歳代 2016・3・23
管理職になって神経をすり減らしている。全身がだるく、寝汗が出て、全身がピリピリして気持ちが悪い。心と体の両方を元気に出来る漢方薬で2週間で完治。


認知症 女性 80歳代 2016・3・22
かの有名な認知症の薬を飲んでいて凶暴になる副作用が出て止めた。治療の方法はないが、息子の病院にかかったので、息子が漢方薬の処方箋を2週間分ことづけてきた。お嬢さんいわく、「1日でガラッと変わったのが分かりました。無表情だったのが目に力が出て、無気力だったのも変わり、今は自分で出来ることが増えた」らしい。今度は3週間分の処方箋を持ってきた。


不調のオンパレード 女性 30歳代 2016・3・19
20代半ばから10年位以下の不快症状が続いていた。
仕事を時々休んでしまうくらい体がしんどい。目が覚めたときだけ体はむくんでいないが、動き始めると程なくふくらはぎがむくみ、そのうち手もむくみだす。体の心まで冷えて、布団に入ってもぬくもらない。朝なかなか起き上がれない。夢をよく見て寝た気がしない。背中が毎晩痛くなり目が何度かさめる。下半身が重だるい。立ちくらみ。あごの辺りに吹き出物が出る。便秘で5日くらい出ない。階段や坂道で息苦しくなる。花粉症。寒冷蕁麻疹。金属アレルギー。肩こり、首こり。偏頭痛。目の奥が痛い。思考力が落ちている。イライラ、不安感。焦燥感。死にたいと思ってしまう。1ヵ月半、漢方薬を飲んでもらって、効果を確認しようと問診を始めると、ほとんど治ったみたいと途中で質問をさえぎった。もっとも吹き出物と花粉症、寒冷蕁麻疹、金属アレルギーは処方に反映できなかったので手付かずだが、一番の希望だった心が前向きになって暮らしたい、体の不快症状を取りたいはかなえられたと思う。それが証拠に、ある専門学校を休学にしていたらしいが復活することにしたらしい。社会が今もっとも必要としている資格で、多くの生活困難者を救うことが出来る資格だ。後1年行けば国家試験に合格後資格がもらえるらしい。


耳鳴り 女性 60歳代 2016・3・18
耳鳴りはとても難しく、耳鼻科泣かせでもあるし、漢方薬局泣かせでもある。特に僕たちのところに来る人は長年耳鼻科に通っていた人がほとんどだから、難しさも倍加している。以前は色々な処方を組み立てて対処していたが、最近は、元気にする処方を中心に組み立てている。耳の薬というより体力の薬と言ってもいいかもしれない。この女性も耳鳴りが始まって5年目だが、1月の20日に煎じ薬を飲み始めてからほぼ2ヶ月で「耳鳴りが気にならないくらいになった」と喜んでくれた。まだ音はしているが気にならないくらいらしい。


むかむかする 女性 70歳代 2016・3・17
親類との関係不良で悩んでいたら、毎日むかむかして吐き気がするようになった。関係が改善したのにまだむかむかが治らない。病院に行って診て貰うと逆流性食道炎と言われた。胃酸をカットする薬をもらって飲んでいるのに一向に効かない。僕はこんなおばあさんが、胃酸が出すぎるのかと疑問に思った。いくら現代の老人が元気だといっても、そんなに若者みたいに胃酸が多くて、カットしなければならないのだろうかと疑問にずっと思っている。むしろ胃酸を大幅にカットしたら、体の中に入ってくる有害なものを胃酸で殺菌できずに無防備になってしまうのではないかと思うのだ。僕は逆流性食道炎に使う処方ではなく、簡単な漢方の胃薬を作って飲んでもらった。すると2ヶ月悩んでいた症状が1週間で取れた。もう1週間分とりにきたが、念のため手元に置いておきたいらしい。


交通事故後遺症 女性 70歳代 2016・3・16
 年末に交通事故にあい入院していた。退院してから体調不良が続き、心療内科にかかっている。そこで睡眠薬2種、抗ウツ薬2種、抗不安薬1種 めまい止め1種 食欲増進薬1種もらって飲んでいるが、今だ食欲はなく、体がしんどい、イライラと落ち込みの振幅が激しい、いつも動いていないと気が狂いそうになり、不安感で押しつぶされそうだと訴えてやってきた。僕の説明も上の空で自分が言いたいことだけを言う。だから肝心のことを聞き漏らす。ただ、僕はこんな方こそ漢方薬で救うことが出来ると思った。恐らくこの様子を医者の前で演じると、その都度薬が増えていって、わずか3ヶ月でこんなに薬を飲まされているのではないか。医師も当然懸命に治療しようとした挙句なのだが、僕に言わせれば自然治癒を助ける薬が一つもない。どんどん心の症状を押さえ込む内容だから、目の前の女性のように無気力になってくる。

 心身ともに元気にしてあげる漢方薬を飲んでもらったら2週間で、焦燥感(じっとしていられない)は全くなくなり不安感も随分和らいだ。イライラと落ち込みは半分に減って、思い込みがなくなってうれしいと言っていた。話も随分と聞くようになって、車でつれてきてくれている友人も随分リラックスして待っていられるようになった。

 僕は精神科領域のお医者さんの力をもちろん否定するものではないが、もっと自然なものを体に入れるようにしたほうがいいと思う。治すのは石油から出来た薬ではないと思う。そんなものを安易に脳の中に入れること自体が自然への冒涜だと思う。

 息子に心療内科系の漢方薬を教えてやると、随分とその領域の患者さんが増えたみたいだ。今まではその種の患者さんは心療内科に回していたらしいが、今では自分で積極的に漢方薬で治療している。息子の書いた処方箋を持ってくる患者さんからも、20年近く治らなかった心と体の不調が2週間で改善したなどとお礼を言われる。もちろん社会的な危害を及ぼすような患者さんは、専門医しか対応できないが、ちょっとした心の不調などは漢方薬のほうが圧倒的に効果があると僕は思っている。


途中で食べられなくなる 女性 大学生 2016・3・14
年末から、二口くらい食べるともうそれ以上食べられなくなる。吐き気や息苦しさも伴う。お通じも1週間で一度、うさぎの糞が集まったようなもので、難産みたいにいきまないと出ない。げっぷも多発し、気持ちのよいおならも出ない。ふわふわした感じになり、頭痛や首凝りも苦痛。これだけ症状が集まれば学校にも行く気がしないだろう。消化器内科にかかりそこで埒が明かないから心療内科を予約しているタイミングで、やってきてくれた。後で分かったのだが、偶然新入社員が僕の漢方薬で全く同じ症状を治した経験をお母様に教えてくれたらしい。良くぞ心療内科にかかる前に来てくれたと思う。2週間漢方薬を作って飲んでもらったら、便は毎日出る。吐き気は8割治った。二口で食べれなかったのは以前と同じだけ自然に食べられる。息苦しいのは5割治った。ふわふわ感は4割治った。げっぷも4割治り、頭痛は今のところ起こっていない。そして何より嬉しいのは、試験を受けられて4年生になれるみたいだ。


不眠 女性 30歳代 2016・3・12
寝付けないために2時間くらい悶々とするらしい。ただ、病院に行って睡眠薬をもらう選択肢はない。自然な薬で眠れるようになりませんかと相談を受けた。漢方薬は脳の中には入っていけないが、(実はこれが一番大切なのだが)体の緊張が取れるので結構眠れる。この女性も夜寝る前に1包飲むだけでその夜からぐっすり眠れるようになった。


出社するのが怖い 男性 40歳代 2016・3・11
5年前からある上司の存在が怖くなり、朝目が覚めると途端に頭痛がガンガンして吐き気に襲われる。出かける前に下痢をして1時間の通勤途中に3回から4回はコンビニのトイレに入り下痢をする。とてもまじめで几帳面な方で礼儀正しく、印象がよい人だった。それが逆に上司には煙たかったのかもしれない。半年漢方薬を飲んでもらったが全て治った。


面接が平気だった 女性 10歳代 2016・3・8
筆記試験は自信があったが、面接が苦手で、頭が真っ白になるのではと心配していた。お母さんがずっと漢方薬を飲んでいるので何とかなりませんかと相談された。1日分だけ度胸がつく漢方薬をプレゼントした。すると昨日来られたときに「あんな薬があるなんてびっくり」とお嬢さんが言ったと教えてくれた。全く平常心で面接試験が受けられたらしい。昨日は卒業式に出席するお母さんのために2回分プレゼントした。


肩が上がらない 女性 80歳代 2016・3・7
1ヶ月前から左肩が疼き上がらない。洗濯物も干せないし、服を着替えるのが難渋する。人形を作る趣味が出来なくて辛い。漢方薬を2週間飲んでもらったら、痛みがかなり軽減して腕も上に上がる。服も自由に着れる。発症して相談に来てくれるのが早かったから簡単に効いた。なかなか薬局にはこのスピードでは来てくれない。

 

股関節脱臼 女性 60歳代 2016・3・4
子供のときからの股関節脱臼。毎晩うずいて眠りから覚めることが何回も。おかげで日中は眠気に襲われ体調が悪い。煎じ薬を1ヶ月飲んでもらったら、夜痛みで目が覚めることがなくなった。おまけに足が以前に比べてかなり上がるようになって、手術しかないと言われていたのが嘘のようだ。杖を使わずに薬局に入ってきた。


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