栄町ヤマト薬局　店頭漢方症例集 2020年1月

コレステロール　７０歳代　女性　２０２０・２・２８
狭心症の既往があり、心臓にステントを入れている。それなのにタバコを吸い酒を飲む。血液検査でもコレステロールが高く、血圧の上下が異常に幅がある。それでも健康になりたいらしくて漢方薬を飲みたいと言ってやってきた。煎じ薬を意外と真面目に４か月飲んだ。今週の血液検査でコレステロールの値が正常内に入って喜んでいた。

肥満　６０歳代　女性　２０２０・２・２５
脊椎間狭窄症でスーパーの中もカートなしでは歩けれない。糖尿病があり、そのコントロールも悪い。体重が９１kｇあった。脊椎間狭窄症の漢方薬を作って飲んでいただいているが、体重が４か月で８３㎏になった。大腿部の筋肉痛もかなり改善して、びっこをひかなくなった。次は７０㎏台を目指すと、目的がそちらになっている。

体中の痛み　６０歳代　女性　２０２０・２・２５
このあたりの言葉でいうと「大百姓」　今時珍しく夫婦で広い田んぼを耕している。一昨年の１２月に肩に水がたまり腕が上がらなくなった。同時に左足の甲、両手首、首、右ひざの痛みが発症。漢方薬と筋肉を落とさない天然薬と骨の成分を５か月服用していただいてほぼ完治。

足のむくみ　５０歳代　女性　２０２０・２・１９
３ヶ月前から急に足がむくんだ。家事のために立っているだけでも辛い。大便も小便も出づらい。２週間漢方薬を飲んでいただいたら、全ての症状が改善。東京の方をこんな田舎の薬局がお世話をする。昔なら考えられない。便利で面白い時代になったものだ。

体が冷えて朝まで眠れない　７０歳代　男性　２０２０・２・１８
数年前から夏でも冬でも体が冷えて朝まで眠れない。布団の中でひたすら縮こまって朝を待つらしい。体格は７０ｋｇ以上あるから訴えと見た目がつながらない。僕は脊柱管狭窄症で３００メートルも歩けないことに注目して、そのための漢方薬を作った。すると１ヶ月目の今日、まだ３００メートルくらいしか歩けれないけれど、朝まで寒さで目が覚めることはなくなったといっていた。

大人のアトピー　４０歳代　女性　２０２０・２・１４
緊張を強いられる職業の上、夜勤もある。アトピー皮膚炎が全身に出ていて、分泌物にも苦しんでいる。疲労に例えば花粉などが重なると悪化するから今年は皆さんの苦痛が早まるかもしれない。２週間分作って漢方薬を服用していただくと、４割くらい改善した。普通の人が見たら分からないのではと思うくらいに僕には思えたが、ご本人は４割改善と評価された。

尿漏れ　７０歳代　男性　２０２０・２・１３
過活動性膀胱であっという間に催してしまう男性。漢方薬で結構我慢できるようになった時点で、実は自然に漏れてしまっていることもあると告げられた。そこで、ついでだから尿漏れの漢方薬も挑戦しようと言うことで、２種類の漢方薬を飲んでもらうことにした。尿漏れの漢方薬を飲み始めて１ヶ月で、「自然にもれているのは無くなった」と教えてくれた。それって完治ではないかと思うのだけれど、また２種類持って帰られた。

前立腺炎　７０歳代　男性　２０２０・２・１０
下腹部と肛門がなんともいえない不快感に襲われえそれが治らないのが前立腺炎の辛いところだ。もっと辛いのは病院に薬がないこと。ただし薬局にはあり、４週間で完治。御礼に来られた。

子宮内膜症　４０歳代　女性　２０２０・２・１０
だらだら出血が続きお腹が痛い。生理が来るのがいやでたまらない。気分がウツウツとしてくる。立ちくらみもする。

４５日漢方薬を飲んでいただいたら、３日で生理がぴたりと止まり、鎮痛薬も２回飲んだだけですんだ。ウツウツは完全になくなった。立ちくらみ以外全てよかったと評価してくれた。

食べれない　眠れない　５０歳代　女性　２０２０・２・５
ご自分の大病と、親の介護のダブルパンチで食べれなくなり５ｋｇ痩せてまだ体重が落ちている。眠りも２時間くらいで心身ともに弱っていた。漢方薬を飲んでいただいて３ヶ月、よく食べれるようになって体重減が止まった。眠るのも５時間眠れるようになって、十分だと言っている。応対していても笑顔が随分増えた。いいほうにベクトルが向くと自然治癒力が発揮されるものだ。

膝に水がたまる　７０歳代　男性　２０２０・２・４
びっこをひきながら薬局に入ってきた時にはもう昔の面影はなかった。行け進めの勢いがありすぎる人だったが、一気に弱々しい老人になっていた。１年近く前から膝が脹れ出し、世間に不自由な姿を見せるのは辛かったのだろう。真面目に漢方薬を３ヶ月飲んでもらったら、９割治って、彼が完治宣言。「このくらいやったら十分や！」以前のチョイ悪爺さんに戻った。

大人のアトピー皮膚炎　４０歳代　女性　２０２０・２・３
大人のアトピーは乾燥型が多い。ひどい人はかきむしって浸出液が出る。冬は特に悪い。この女性も同じコースをたどる人だったが、今年思い切って処方を変えさせていただいた。すると今まで見たことがないくらいきれいになった。このままきれいになったら１００点が取れるのではないかと言う変化だ。まあまあの状態でお互いに満足していたのかもしれないが、ご本人が新しい処方をやってみると言ってくれたのですごい好転を見た。

長年の足首の痛み　５０歳代　女性　２０２０・１・３１
足首、調子良いですね。先週は土曜朝のドタバタの時間を乗りきって仕事できました。
１００均→銀行→スーパー等の日常の動きで足首グキグキはなく過ごせています。下り坂を歩く時に足首後ろ側上部が違和感を感じる事はありますが、まあ、このくらいは生活してればある事かぁ～という範囲です。

風邪を引かなくなった　１０歳代　男性　２０２０・１・３１
センター試験が予想以上に出来たみたいだ。国立大学に入学可能性半々のところにいるらしい。お母さんが漢方薬の注文のとき教えてくれたのだが、毎年風邪をひいて治るまで１ヶ月くらいかかっていたのに、今年はひかなかったみたいだ。もともとはお腹や元気がないのを治していたのだが、最近はそうした治療目的の漢方薬も必要なくなって、元気になる栄養剤だけを飲んでいる。これで見事合格すれば僕のおかげ。落ちれば彼のせい。

睡眠薬から脱出したい　７０歳代　男性　２０２０・１・３１
１年前にある病気で医師から睡眠薬を頂いたのがきっかけで、元の病気が治ったのに睡眠薬だけがやめれなくなった。どうしても御自分で納得できないから漢方薬に変えられるなら挑戦してみたいと言われた。レンドルミンを１年飲み続けているが、漢方薬を併用し始めて６ヶ月でレンドルミンが１回４分の１ですみ、隔日に服用している。ゴールが見えてきたといってとても明るくなっていただいている。

熱射病後の自律神経失調　３０歳代　男性　２０２０・１・２９
昨年８月、仕事中に熱射病で倒れて病院に運ばれた。その後仕事をしていると一瞬くらっとして倒れそうになる。首や肩がこってのぼせる。吐き気が一日中続くという苦痛が続いている。病院めぐりしたが治らない。漢方薬を２種類１週間飲んでもらったら、めまいと吐き気が３割に減った。実は「死ぬかと思っていた」らしくてとても喜んでくれた。

非結核性抗酸菌症　８０歳代　女性　２０２０・１・２１
たんが出続けるから、一晩でティッシュの山になるらしいが、煎じ薬を飲み始めて１ヶ月でほとんど使っていないらしい。食欲も出てきて本人は治ったから漢方薬をやめてもいいかと思っているらしいが、さすがに早すぎるのでもう少し飲んだらと言って、３回目の漢方薬を持って帰ってもらった。

足首の年余の痛み　５０歳代　女性　２０２０・１・１７
スーパーの買い物後のグギグギはなくなったと申しましたが、職場の絵画教室ではバタバタ動くのでグギグギがあるのですが、今日の絵画教室ではグギグギにならずに、また離れた建物からも歩いて帰ることができました。ほんの近くの建物なのにグギグギで歩けず職員に車で送ってもらった事さえあるのです。人に迷惑をかけず自分で行動出来るのは嬉しい事です。ありがとうございます。もうしばらくは続けますが嬉しい報告でした。

後鼻漏　２０歳代　男性　２０２０・１・１６
いつもは家族の方が漢方薬を取りに来て送ってあげている。休みを利用して帰ってきた本人が「神戸で医者にかかっているが、ヤマト薬局の漢方薬のほうがよく効く」と言ってくれた。後鼻漏と耳鳴りは医者泣かせだと思う。

耳管開放症　３０歳代　女性　２０２０・１・９
耳管開放症が左耳に起こり、特に運転中悪化する。鉄欠乏性の貧血もあり、産後体重が戻らずにやせたまま。漢方薬と栄養剤で２週間でフラフラや立ちくらみも改善し、耳も不快感がかなり減った。

（耳管開放症では、常に耳管が開いている状態のため、自分自身の声や呼吸音、心臓の音などが開放された耳管を介して大きな音として感じられるようになります。｢自分の声が大きく響く｣症状は、「自声強調」と呼ばれます。また、自分自身の呼吸音や心臓の音以外にも鼓膜がぺこぺこと動く音が聴こえることもあります。そのほか、めまいや難聴などの症状を認めることもあります。）

ドライアイ　咳喘息　６０歳代　女性　２０２０・１・９
真っ赤に目を充血させていていかにも辛そう。こちらが尋ねないのに膣も乾燥してかゆいし、鼻の穴もかゆいと訴えた。喉がからからになって咳も出る。顔面は紅潮して暑い。これだけそろえばシェーグレン症候群のように素人には思えるが、診断は出ていないから違うのだろう。そのせいで医者も、内科皮膚科眼科とそれぞれ専門的に診てもらっている。僕はどれも共通した体質的な特徴があると考えて、漢方薬を飲んでいただいた。すると２週間で、目の乾きは３割改善し、陰部の乾燥も同じくらい。咳もその程度回数が減ったと教えてくれた。わらをもすがるような様子で遠方から訪ねてきてくださったが、来てくださった甲斐があった。恐らくもっともっと改善すると思う。皮膚科では赤ら顔を酒さと診断されプロトピック軟膏を出されて塗っていたが、それは独自の判断でやめた。やめたほうが気持ちがいいらしい。そのせいもあって、まだ顔は赤いが病的な赤さではない。

血圧が下がらない　４０歳代　女性　２０２０・１・８
この若さで病院の血圧の薬を２種類も飲むのかと思いながら、もう２年くらい処方箋で薬を渡していた。病院の患者さんだから、漢方薬を勧めたりすることはできないが、運よく患者さんから質問をされた。そこで１か月分煎じ薬を飲むことにした。今日処方箋薬を取りに来たときに再び煎じ薬も持って帰ったのだが、１ヶ月飲んだだけで最高血圧が１２０台、最低血圧が８０台に下がっていて本人もびっくりしたみたいだ。冬は当然上がるから最低血圧も１００くらいに近づくのだそうだが、８０台でとても喜んでいた。

睡眠薬をやめたい　６０歳代　男性　２０２０・１・７
半年前から不眠のためレンドルミンをもらって飲んでいる。それでも寝付くのに２時間かかり、実際に寝ている時間も２時間から３時間くらいだ。先生に訴えると、薬を変えてみると言われたので怖くて漢方薬で何とかこれ以上強い現代薬を飲まなくてすむようにしてくれと頼まれた。回りに睡眠薬を飲んでいる人が沢山いるけれど、不眠が治って薬がやめれた人は一人もいないことが気になったらしい。

漢方薬を飲んでいただいてレンドルミンが半分で十分眠れるようになった。入眠に２０分、連続睡眠４時間で本人も満足。次の目標はレンドルミンが４分の１らしい。

シェーグレン症候群による目の乾き　６０歳代　女性　２０２０・１・６
１ヶ月前は目の渇きが３割くらい治ったと報告してくださっていたが、今日１ヵ月後に来られたときには８割治って後２割くらいになったらしい。ここまで治ると、あれだけ苦しんでいたことを忘れている時間があるそうだ。もう室内ではほとんど影響がないらしい。あれだけ目を真っ赤にして辛そうだったのがごく普通の人のようにしか見えない。

非結核性抗酸菌症　８０歳代　女性　２０２０・１・６
病院でもう随分と長い間クラリスを服用しているが次第に弱ってきて、咳も悪化している。クリスマス前にお嬢さんが相談に来られた。「重い咳をしていたのがしなくなって軽い咳になった。食欲も出てきて元気になった。見違えるように元気になって、よい薬を作って頂いて感謝しています」と言ってもらえた。

TOP▲